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東西南北

 18日のファブリシオ・ケイロス容疑者逮捕以来、彼をかくまっていたとされるフレデリック・ワセフ弁護士への注目度が急速に高まり、ピアーダ(冗談、笑い話)まで浮上している。このピアーダは、ワセフ氏がかくまっていたことを否定したグローボ局のインタビューで、女性ジャーナリストが「では、ケイロス氏はあなたの持ち家に、空でも飛びながら壁を超えてきたということですか」と問いかけたことで生まれた。ネット上ではワセフ弁護士を揶揄して、なにかの映画かドラマで使われた、あおむけになった男性がふわふわと空を飛びながら民家の庭に落ちてくる動画が至るところで拡散された。次々と浮上する疑惑と共に、ワセフ氏はまだまだ注目度を高めそうだ。
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 このところ、毎週末のようにデモが起きているが、21日も全国でボルソナロ大統領支持、もしくは反対するデモが行われた。だが、これまでは支持派のデモで参加者たちの前に姿を現していたボルソナロ大統領が、なぜか姿を見せなかった。ここ数週間は、以前ほど派手な露出こそしなくなっていた。だが、今回は「ケイロス氏の逮捕がよほどこたえたのか」と推測する声も。コロナ禍もあるので、本来は出てこない方が世のためでもあるのだが、果たして今後、どうなるか。
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 一部報道によると、大サンパウロ都市圏では、早ければ今週の金曜、26日にもコロナウイルスの隔離緩和基準が「レベル3」に緩められるとの憶測が流れている。レベル3になれば、時間と営業規模の制限付だが、バーやレストラン、美容院、ジムなども再開が認められる。便利になることは歓迎だが、悪影響が及ばないことを祈りたい。

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