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《ブラジル》コロナ感染拡大=サンパウロ州政府が病床解体禁ずる=リオ州サンゴンサロは規制強化

 新型コロナウイルスの感染が再拡大し、死者増加も起き始めた州や市が対応を急いでいる。
 サンパウロ州政府は19日、州内の全ての病院にコロナ感染者用の病床を解体する事を禁じた。同州が開設した臨時病院は既に解体されているが、感染者数や入院患者の数が増え始めた事で、コロナ感染者や疑似症患者を受け入れるための病床(集中治療室、一般病室共)を確保する必要が生じた。同州政府は急を要しない手術の延期も決めた。
 サンパウロ市の場合、19日現在の市立病院の集中治療室の占有率は45%、一般病室は61%で、ここ数日のコロナ感染症入院患者数は、10月半ばと同水準の900人超となっている。5~11日の集中治療室占有率は34%だが、12~18日は39%に上昇した。同市では19日、コロナ感染者や疑似症患者用の病床を200床増やした。

 他方、リオ州でも17~18日の24時間で確認された死者数が220人に上るなど、感染拡大と死者の増加が確認されている。リオ市近郊のサンゴンサロ市は、感染者や死者が増加している事やコロナ感染者用の病床の占有率が高まっている事を理由に、外出自粛を強化し、12月27日まで商業活動を規制する事を19日付官報で発表した。
 同市では、ショッピングセンターなどの大型商用施設の営業時間を正午から午後8時までとし、薬局やスーパー、パン屋、美容院などは、顧客数を3分の2に制限する事を決めている。バーやレストランなども同じ基準だが、テイクアウトなどが奨励されている。

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