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サンパウロ州内陸部で暴風雨=濁流で車26台流される

濁流の激しさを物語る車(26日付G1サイトの記事の一部) (写真2)濁流に覆われた道路と流される車(26日付G1サイトの記事の一部)

 サンパウロ州内陸部のサンカルロス市で26日午後、雹を伴う猛烈な雨が降り、市中心部の商店街を中心に大きな被害が出たと26、27日付現地サイトが報じた。
 午後4時35分から5時40分までの約1時間に降った雨は138ミリに及び、市内の道路が濁流で覆われた。市内各地で車が流されたり、急な増水で車内や商店の中などに取り残される人が出るなどの被害が相次いだ。
 市中心部の商店街はブラック・フライデーに向けた準備を行っていた最中で、濁流で流された乗用車で店舗が破壊された例や、商品が台無しになったり、店頭に並べていた商品が流される被害も出た。

 孤立化して消防が救出した人は、妊婦や障害者、子供なども含め、150人を超えた。救急診療所で診察・治療を受けていた人の中にはショック症状を起こした人がおり、負傷者と共に市内の病院に運ばれ、投薬をうけた後も観察下に置かれた。

濁流に覆われた道路と流される車(26日付G1サイトの記事の一部)

 保安局や防災局によると、濁流で流された車は少なくとも26台。時速46キロの強風と大雨が去った後は、重なり合って止まった車などが市民の目を引いた。
 当局は雨が止んだ後もしばらくは自宅に留まるよう勧告。夜の町並みには、泥だらけの道路を清掃する市民の姿が見られた。市中心部の商店街などは、27日朝も立ち入り禁止となっていた。商店主達によると、被害が出た店舗の一部では強奪被害を受けた店もあるという。
 浸水などが起きた民家の中には、塀倒壊などで家屋が破損、人が住めない状態になった家も少なくとも2軒あった。
 市内各地で甚大な被害が出た事を受け、同市市長は27日、ドリア知事と会い、復旧支援を要請したという。

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