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《ブラジル》急性盲腸炎で五輪出場断念=テニスでメダル期待のブルーノ

盲腸で欠場となったブルーノ(Abierto Mexicano Telcel/Divulgacao)

 東京五輪に男子テニス(ダブルス)で出場予定だったメダル獲得有望選手のひとり、ブルーノ・ソアレスが急性盲腸炎との診断で手術を受け、大会への出場を断念する事態が起きた。21日付現地サイトが報じている。
 ブルーノは19日、東京行きの飛行機の中で急に体調不良を訴え、選手村についた後、腹部の激痛を訴えた。ブルーノは選手村の医務室で検査を受けた後に病院に向かい、そこで盲腸が発覚。21日に手術を受けた。

 39歳のベテランのブルーノは、ロンドン、リオの2大会連続で準々決勝に進出した国内一のダブルスの名手で、世界4大大会のうち三つでダブルスのタイトルを獲得。現在も世界ランキング13位だ。コンビを組むマルセロ・メロも世界18位の実力者であることから、今大会でもメダル争いは夢ではないと見られていた。
 マルセロ・メロは世界52位の選手、マルセロ・デモリネールをパートナーにして出場することになった。デモリネールは当初、チアゴ・モンテイロをパートナーにダブルスに出場する予定だった。また、チアゴはシングルスのみの参加となる。
 ブラジル選手の直前での五輪欠場は、先週、ドーピング違反が判明した重量挙げのフェルナンド・レイスに次いで2人目となった。

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