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《ブラジル》大統領派政治家が中国大使を「猿」と罵倒=銃を両手に威嚇のポーズで

問題のワッツアップ動画の件を報じるコレイオ・ブラジリエンセ22日付サイト

 ブラジル労働党(PTB)党首のロベルト・ジェフェルソン氏が、銃を両手に持って威嚇しながら、中国大使を「猿」と罵倒する動画を投稿し、問題となっている。23日付現地紙が報じている。
 この動画はワッツアップのグループの中で拡散されたものだ。ジェフェルソン氏は国旗を掲げた壁の前に立ち、銃を持った両手を交差させて共産主義を否定。ブラジル駐在の中国大使に向けて、「悪い中国人」「猿」などの差別用語を使い、「ボルソナロ大統領がお前を追い出すだろう」と発言した。

 ジェフェルソン氏はルーラ政権だった2005年に、連邦政府による下院での贈収賄工作「メンサロン」を暴露して話題となった人物だ。メンサロンでは自ら収賄罪で実刑判決を受け、服役後にPTB党首に復帰したが、ボルソナロ政権支持を表明して以降、こうした過激な言動が増えている。20年5月には最高裁を威嚇すると称して、マシンガンを抱える写真を拡散し、問題となっている。
 また、最高裁のアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事を「(犯罪組織の)州都第一コマンド(PCC)の一味」と称したことで6万レアルの罰金の判決を受け、控訴中でもある。

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