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JICA=江口事務所長がグァタパラ訪問=「歴史踏まえ、これからも応援」

拓魂碑前での記念撮影。中央のスーツの男性が江口所長(提供写真)

拓魂碑前での記念撮影。中央のスーツの男性が江口所長(提供写真)

 8月13日、江口雅之(えぐち・まさゆき)JICAブラジル事務所長がグァタパラ農事文化体育協会(グァタパラ文協、新田孝二会長)を訪問した。
 江口所長はモンブカ墓地の「拓魂碑」へ献花して手をあわせた後、グァタパラの駅跡やファゼンダ・グァタパラ(グァタパラ耕地)にも訪問し、日本移民の歴史について林良雄さんから説明を受けた。同耕地は第1回笠戸丸移民が農業労働した縁のある農場で、戦後開設された同名のグァタパラ移住地はその近くに所在する。
 訪問について江口所長は、「旧グァタパラ耕地は日本移民最初の入植地であるとともに、ここグァタパラ移住地はJICAによる戦後移住事業直営地の一つ。移住地の歴史を教えて頂き、半世紀前の供与機材が今でも使われていることも知ることが出来た。現地日系社会の活動をこれからも応援してゆきたい」とのコメントを寄せた。
 同文協では7月10日に入植59年を記念した慰霊式を役員のみで行い、「拓魂碑」に献花や焼香をあげて先達を偲んでいた。
 7月の慰霊式について新田会長は、「集まりが少ない分、集まれると懐かしいし楽しい。皆もこの生活に徐々に慣れてきたから、感染しないように各自気をつけながら、情報をしっかりと把握しつつ、出来る事は積極的にやっていった方が健康にも良いと思っています」と語った。
 例年7月に同地移住地入植を記念する周年祭と収穫祭を開催していたが、コロナ禍以降はイベント開催ができていない状態にある。幸い同地文協は借地収入があり、大きな打撃を受けずに済んでいるという。

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