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《アルゼンチン》中間選挙予備選で与党苦戦=両院で過半数割れの恐れも

 アルゼンチンで12日、11月に行われる連邦議会の中間選挙の予備選が行われ、フェルナンデス大統領の与党・正義党(ペロン党)が苦戦している。13日付現地紙が報じている。
 11月の中間選挙では、下院が257議席中の127議席、上院でも72議席中24議席が入れ替わるが、予備選挙の結果、正義党が上院での過半数獲得が微妙となっている。下院は改変前から過半数に達しておらず、中間選挙で10議席増やさないと逆転できない状況にある。
 正義党の立場を苦しくしているのがブエノスアイレス首都圏での投票で、開票率76%の時点で、保守連合の「ジュントス」が正義党を含む左派連合「総合前線」を、38・3%対33・5%で、約5%ポイントも引き離していることだ。

 首都ブエノスアイレスに限れば、さらに深刻だ。96%の開票時点でジュントスが48・27%、総合前線が24・62%と、大きく水をあけられている状況だ。
 「もし11月にこの状況が変わらなければ、与党にとっては壊滅的状況になる」と、同国の政治評論家のカルロス・ファラ氏は分析している。
 左派のフェルナンデス氏は2019年に企業家出身で保守派のマクリ前大統領に勝って大統領に就任したが、高インフレで経済状況が好転せず、当初は強い支持を得たコロナ対策もロックダウンの長期化で反発されるようになっていた。

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