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《ブラジル》検察庁がCAIXA頭取の捜査開始=銀行連盟などへの恐喝容疑で

 連邦検察庁は、連邦貯蓄銀行(CAIXA)のペドロ・ギマリャンエス頭取に対し、民主主義遵守を主張する声明文に賛同しようとしたブラジル銀行連盟(Febraban)に圧力をかけようとしていた疑惑に関する捜査に乗り出した。16日付現地サイトが報じている。
 この問題は、9月7日の独立記念日に向け、サンパウロ工業連盟(Fiesp)が、ボルソナロ大統領に民主主義遵守を求める意味で出そうとしていた、三権の調和と協力を求める声明にFebrabanが署名を行ったことに関し、CAIXAが干渉しようとして起こったもの。ボルソナロ大統領は最高裁と対立し、支持者に7日デモへの参加を煽っていた。
 この際にCAIXAは、この声明には現政権への批判が含まれているとして、同じ公銀のブラジル銀行とともにFebraban脱退をほのめかした。当時は、FebrabanはFiespの声明の原稿作成に加わっていたとか、Febrabanの誰かが政府を攻撃する内容を書き加えたとする噂も流されていた。

 検察庁によると、この当時のCAIXAやブラジル銀行の動きがギマリャンエス頭取によって指揮されていた痕跡があるという。同頭取は、民間銀行に対し、「この声明に署名すれば政府とのビジネスの機会を失うぞ」と圧力をかけていたともいわれている。
 検察庁のアンセルモ・コルデイロ捜査官は、ギマリャンエス頭取の行為は財政機関に強い政治色を与え、その運営に悪影響を与えるだけでなく、信用を失わせる恐れがあったとみている。
 また、同頭取が圧力をかけていたことが立証された場合、行政上の違法行為や脅迫行為に問われる可能性があることも明らかにした。

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