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《ブラジル》コロナ死者がピーク時の6%まで激減=昨年4月並、平均100人台に

ワクチン接種完了者(赤線)が増えるほど、死者の推移(青線)が減るという関係を示すグラフ(17日付のFiocruzの報告書より)

 欧州ではコロナ禍が再燃してロックダウンを採用する国も出ている中、ブラジルでは新型コロナワクチンの接種進展に伴う感染状況改善が進み、死者の7日間平均は昨年4月23日以来となる100人台、感染者の平均も昨年5月12日以来となる8千人台まで落ちた。
 保健省統計による21日現在の死者は61万2659人で、7日間平均は197人だった。20日の7日間平均は195人で、昨年4月23日の198人を下回る200人割れを記録した。ピーク時の今年4月12日の7日間平均は3124人だったから、93・7%減っている。
 14~20日(感染学上第46週)の死者は前週比で25・6%減の1365人で、アクレ州は3週連続で死者ゼロだ。また、4月11~17日の死者が5690人だったサンパウロ州は402人/週、4月25日~5月1日に1762人を記録したリオ州も113人/週で、予防接種効果が明らかだ。

15日現在の各州のUTI占有率(17日付のFiocruzの報告書より)

 21日現在の感染者は2201万7276人、7日間平均は8473人だった。7日間平均は20日の時点で8330人に落ち、昨年5月9日の8506人以来の小さな数字を記録した。20日の数字は3月25日の7万7050人より89・2%少なく、第46週の8330人は前週比で26・7%減っている。
 接種完了者が増えるほど死者が減る事は、オズワルド・クルス財団(Fiocruz)が19日に発表した報告書(17日付)のグラフでも明白だ。15日の集中治療室(UTI)占有率は、ロライマ州の63%が最高で、50%台6州、40%台2州、30%台6州、20%台7州、10%台4州、アクレ州4%だった。

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