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《ブラジル》FUVEST12日に一次テスト実施=USPなどを対象にした入試

 12日、国内最高峰のサンパウロ総合大学(USP)とサンタカーザ大学の入試、「FUVEST」の一次試験が行われた。12、13日付現地紙、サイトが報じている。
 FUVESTには全国から11万人が応募していたが、当日は13・7%の受験生が棄権した。2020年の棄権率は13・2%だった。
 受験生によると、今年のFUVESTの出題傾向は「やや難しい」との評が目立つようだ。特に、化学分野が特に難しかったという声があがっているが、逆に、思っていたより簡単だったとか、化学が面白かったという受験生もいた。

 出題には、コロナウイルスのパンデミックにちなんだものや、人気ラップ歌手エミシダの歌詞の鑑賞などのユニークなものがあったという。
 また、11月に行われた国家高等教育試験(ENEM)と主題傾向がずいぶん違うとの声も聞かれた。
 この日に行われたのは一次試験に過ぎず、一次試験の合格者と二次試験の会場などは今月20日に発表される。二次試験は来年の1月16、17日で、合格発表(第一次)は2月4日に行われる予定だ。

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