ホーム | コラム | オーリャ! (ページ 191)

オーリャ!

コラム オーリャ!

 柿、苺……。ブラジルにいると、季節感覚が鈍ると言われる中で、収穫に合わせたイベントが各地で企画されるのはありがたい。一月~二月、四月~五月は葡萄の収穫時期に当たる。  葡萄・ワインの生産で有名な土地といえば、ベント・ゴンサルベス(RS)。イタリア移民によって、一八七〇年代に開拓された町だ。  業界で国内最大のアウローラ・ワイン ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 滋賀県で昨年起きた、在日ブラジル人七人が死亡した自動車事故。それ以来、ブラジル人の関わる交通事故が気になるようになった。  サンパウロで見る車の運転は、明らかに日本のそれより荒いと思う。意外と多いかもしれない、そう思って調べてみる。  某県の統計を見た。ブラジル人登録者一万人を超える同県では〇四年、四十七人が交通事故で負傷して ...

続きを読む »

訂正

2006年2月14日(火)  十一日付「オーリャ!」欄のブラジル留学研修制度二十五周年・感謝の集い」(三月十日開催)の会場が、文協ビル貴賓室からニッケイ・パラセ・ホテルに変更になりました。

続きを読む »

コラム オーリャ!

 グァタパラ文協日本語学校とサンパウロ日本人学校の交流会は、先月行われた。今回はグァタパラからサンパウロに生徒二十一人がやって来て、一緒に学び、ホームステイさせてもらった。  日本人学校の父兄は、用意周到だった。事前にグァタパラ側の来聖生徒一人ひとりにアンケート「あなたについて教えて下さい」を実施、好きなこと、好きな食べもの、嫌 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 青年派遣事業を進めてきた日本ブラジル交流協会は、思った以上に日系社会とのつながりが深い。移民研究に数多くの功績を残した斉藤広志さんが創始者。「百年の計には人を植えよ」の思想に共鳴した、サンパウロ人文科学研究所の宮尾進顧問、故・田尻鉄也さんらも協力した。日伯文化協会会長を務めた相場真一さんも。そのほか数多くのコロニア関係者が関わ ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 現在問題になっている「tofu en conserva」とは、中国や台湾料理に使う「腐乳」。これは塩水のなかで豆腐を発酵させたものでそのまま食べたり、調味料として使うようだ。  それが十四世紀頃、沖縄に伝わり、「豆腐よう」となっているが、熟成などにみるその製造法は大きく異なる。  豆腐よう食べたさに、件の食料品店で腐乳を買った ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 「血液型ダイエット」という言葉がブラジルでも流行するかもしれない。食事を血液型によって、健康に有益か否かを分類するものだそうだ。  例えばA型は消化器官が繊細に出来ており、動物性のプロテインや脂肪を分解させにくい。そのため野菜、大豆、魚類などを主体にすべきで、赤味の肉は有害になる。  一方O型は消化器官が強く、赤味の肉は逆に薬 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 「県連はたいへんだね」。取材先で近頃そんな声を聞く。フェスティバル会計に端を発したドタバタの影響か、最近では代表者会議そのものもおかしくなってきた。  執行部の提案、反対意見、そして先送り。数年前に傍聴していたころも、「議論百出、何も決まらない」ことが度々あったが、それでも今よりは「何かを決めよう」という雰囲気があった。  先 ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 「例の振り込めサギの電話でしょうか、うちにもかかって来ました」という、編集部への電話がようやくなくなった。  親らしい人が受話器を取ったとみると、「あなたのムスコさんが交通事故を起こしました。わたしは友人です」と、まず、動転させる手口だった。多くは巧みな日本語だったというが、ポ語でまくし立てるのもあった。ただ、共通しているのは ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

 各方面で「日系離れ」が憂慮されている。それが顕著なものの一つに相撲が挙げられるかもしれない。試合を観に行っても土俵にあがるのは九割が非日系人と言っていいほど。それだけブラジル社会には浸透してきている証拠だろう。  やはり、一世の中には「もっと日系人に相撲をしてほしい」と言う人が多い。非日系人は受け付けないとして、なくなってしま ...

続きを読む »