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コラム

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コラム 樹海

 「会議は踊る」ではないが、なんとも長く―長い話し合いではあった。日本とブラジルの地デジTVの交渉である。この方式には日米と欧州の3つがあり、アメリカは初めの頃に脱落し日欧が「我が方が優秀」と競い合ったのだが、TV業界などの推す日本方式に決まったのは喜ばしい。云うまでもなく、日本の方式が海外で採用されるのは初めてのことである▼デ ...

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東西南北

2006年6月27日(火)  ルーラ大統領は二十五日、党大会でPTの大統領候補に選出され、一時間半に及んだ演説で再選への意気込みを示した。演説では、過去の実績と未来の展望がなく、政府攻撃と中傷だけを武器にしていると前政権と野党を批判。第二期政権では社会政策に重点を置き、所得分配を優先する考えを表明した。      ◎  コンサル ...

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大耳小耳

2006年6月24日(土)  デジタルTVと百年祭。一見関係ないように見えるが実は大きな影響がありそう。日伯間に明確な交易の柱がなかった八〇年代以降、両国関係は冷める一方だった。今回、具体的な利害関係ができた以上、これをテコに様々なお金や人の流れが生まれる。さらにエタノールも進展しつつあり、これを両輪に七〇年代のように両国関係は ...

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コラム オーリャ!

 二十二日、文協で行なわれた観戦イベント「Copa no Bunkyo」は日本、ブラジルの両国を応援する人たちで会場は大賑わいだった。  用意された大スクリーンを真剣に見つめ日本の勝利を願う観戦者の中に、鉢巻やハッピ、日本のユニフォームを着た三世、四世の青年たちの姿を見つけた。  前半、日本選手の先制ゴールが決まり、サポーターた ...

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コラム 樹海

 イラクは寒くて暑い。3月までは氷点下が続き4月になると50度を超す熱気が大地を焼く。確か世界一暑いの記録もイラクであり、サマワに派遣された陸上自衛隊の第10次隊・山中敏弘一等陸佐の報告だと「55度を超す暑さ」だそうだ。こんなに気温が高くなると電線に止まった小鳥が焼け死ぬと耳にしたが、人の苦しみも、我々の想像を越える。砂嵐と停電 ...

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東西南北

2006年6月24日(土)  サンパウロ市東部タトゥアペ区の市立病院で二十二日、W杯ブラジル・日本戦を観戦するため、医師らが午後四時から診察を中止。患者の列は病院の外にまで伸び、待ち時間は数時間に及んだ。新聞記者が取材に駆けつけたが、事務職員らは二時に帰宅済みで、現場を撮影しようとしたカメラマンと当直の医師が揉み合いになった。 ...

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東西南北

2006年6月23日(金)  ルーラ大統領によって六人目の最高裁判事が、退官したジョビン長官の空席に任命された。新判事はカルメン・A・ロッシャ氏(52、女性)、独身、ミナス・ジェライス州モンテス・クラーロス市出身。PUC法科卒。これで最高裁判事十一人は、多数派の六人がルーラ大統領の推薦になる。式典は大統領の臨席で行われたが、伝統 ...

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大耳小耳

2006年6月23日(金)  五月の中川昭一農林水産大臣来伯に続いて、今月末には竹中平蔵総務大臣がくる予定。大臣の出身県、和歌山県人会の木原好規会長は「県人一同、ご来伯されるのを心待ちにしています。県人会あげて歓迎いたします」と期待している。先の中川大臣の時は北海道協会で歓迎昼食会が開かれたが、今回はまだサンパウロ市に寄るか日程 ...

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コラム オーリャ!

 今年八月、南大河州は邦人入植五十周年を迎えるが、歴史を伝える文献が少ないことに気付き、その理由に州内日系人口四千五百を挙げようとした口を思わず閉じた。  このたび、連邦大学内で立ち上げられた五十年誌編纂委員会のメンバーは、コーディネーター役の女性以外、非日系だと聞いたからだ。  他民族が日系社会史をまとめた例は寡聞にして知らな ...

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コラム 樹海

 戦後の新来青年にとって、懐かしい響きのある合唱団『あすなろ』。メンバーでなくても、合唱団に対してなにか甘酸っぱさを覚える。新来青年が青春時代から壮年に入るまでの間、大事に側におきたいような気持をおぼえる存在だった▼最近、合唱団の写真を記録し、コーラスを流したDVDが元メンバーたちによって製作された。現在、平均年齢が六十代の終わ ...

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