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コラム

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東西南北

2006年6月21日(木)  サンパウロ州知事選に出馬予定のセーラ氏(ブラジル民主社会党=PSDB)の副知事候補の指名をブラジル民主運動党(PMDB)、自由前線党(PFL)、ブラジル労働党(PTB)の三党が水面下で争っている。PSDBはPMDB党員を望んでいるが、元サンパウロ州知事のクエルシア氏が名乗り上げたため、交渉は難航して ...

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大耳小耳

2006年6月22日(木)  日本の駐在員が先日、サンパウロ市の連邦警察にビザの更新に行ったところ、窓口で「一カ月前にまでに手続きしないとムウタ(罰金)だ」といわれ激怒した。というのも、その駐在員はそうだろうと思って三週間前に手続きに行き、窓口で「法律が変わって一カ月以内にすることになった」といわれたからだ。その時にオカシイと思 ...

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コラム オーリャ!

 「聖体祭」と「性体祭」か―。十七日サンパウロ市パウリスタ通りで開催されたゲイパレード。「二百四十万人が参加。世界一の規模」と主催者。この祭典に会社の同僚(男)と二人で行った。事前に周りから「貞操を守れ」と冗談混じりに言われたため細心の注意だ。  会場に着く。身動きが取れない。山車の上では爆音の音楽にあわせてゲイ達が最大限に「色 ...

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コラム 樹海

 ここ十年ほどで日系カトリック界の重鎮が次々になくなった。セ大教区から日系教会として認知されていたサンゴンサーロ教会も九カ月前にブラジル人主任司祭が赴任し、広く一般を対象にしたものに変わった。土居理一神父からその話を聞き、感慨深いものをおぼえた。ひとつの時代が終わった感じがした▼ただし、今回の慰霊ミサはむしろ活気に溢れている印象 ...

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東西南北

2006年6月21日(水)  両親殺しの罪に問われているスザネ被告(22)は、実行犯の兄弟の父親に事件の責任転嫁を始めた。父親は被害者の財産を目当てに殺害を計画し、被告は息子から麻薬の使用を教わり、心理的・性的に奴隷状態になっていたという。父親はコメントを拒否。      ◎  ブラジル弁護士会(OAB)サンパウロ州支部は十九日 ...

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大耳小耳

2006年6月21日(水)  視覚障害者の社会自立に貢献してきた鬼木東洋医学校。同校副理事長の鬼木結子さんによれば、創立者の鬼木市次郎氏が両親の墓参のためペルーを訪れた際に、ブラジルの視覚障害者が職もなく家に閉じこもっている現状を知ったことが創立のきっかけだという。以来十五年余で同校を巣立った人は三百人。鬼木氏の蒔いた種は大きく ...

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コラム オーリャ!

 その日、街は黄と赤に満ちていた。  十八日のサッカーW杯韓国対フランス。ブラジル勝利の余韻が残る中、韓国人街ボンレチーロでは住民が〃韓伯学園〃ポリロゴス校に集合した。  二百人以上はいただろう。会場はチームカラーの赤一色。校舎内に設置されたテロンを見つめ一喜一憂する声があがる。  二世、三世も多いはずだが、まるで韓国で試合を見 ...

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コラム 樹海

 もうたくさんのファンがいるだろう。歌手の中平マリコさん、および井上祐見さんと親しく会える季節の到来である。こんなふうに書けるのも、二人の言っていることとやっていることのお陰だ▼二人は「南米、ブラジルに来ると、みなさんから元気をもらえる(特にお年寄りから)」と言ってくれる。半分〃外交辞令〃と聞いても、こんな嬉しいことはない。祐見 ...

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東西南北

2006年6月20日(火)  ルーラ政権は政治家が関係するとみられる七つのテレビ局、二十七のラジオ局に開業許可を与えた。宗教団体にはそれぞれ一局と十局。許可を得たラジオ局の三つに一つは、選挙に関係する人物が絡んでいるという。      ◎  ドル安、輸入増加の明暗が浮き彫りに―。今年第1・四半期に工業生産は前年同期比二・九%増だ ...

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大耳小耳

2006年6月20日(火)  ブラジル日本移民へのカトリック布教の先駆者、中村ドミンゴス長八神父(一八六五―一九四〇年)は日本初の海外派遣布教使でもあった。隠れキリシタンで有名な長崎県五島出身。一九一九年にピンダモニャンガーバ市のドイツ人神父が初めて日本人への布教を行うが言葉が通じず、困った末に教皇庁布教省に依頼して、二三年に日 ...

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