2006年5月31日(水) 政府は貧困対策の柱である家族支援金を農地占拠占拠運動(MST)メンバーにも支給することを検討している。MSTは現在約一〇〇万人いるとみられ、ルーラ政権以降ほぼ四倍に増加。「政府に依存することになる」とMSTは支給に反対。 ◎ 自動車メーカーのフォルクスワーゲンは二十九日、コンビ、フォック ...
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大耳小耳
2006年5月31日(水) いよいよデジタルTV選択の最終選択か。三十日付けエスタード紙によれば、ブラジル政府は五月二十九日に日本政府に対して調印式に出席するよう外務省ルートで正式に要請を出した。アモリン外相を通じて在京ブラジル大使館を通して日本政府に送られた。先週、シラク仏大統領が訪伯し、首脳会談した後の二十六日、最終案が閣 ...
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「コロニアの経済力が上がったんでしょうかね」と北海道協会の某役員。日曜の北海道祭り、目玉のニシンは十五レアルと少々値が張ったが、快調な売れ行きだった。 その一週前の琉球民謡コンクール。こちらも八時間という長丁場にもかかわらず、百人近い客が最後まで老若男女の歌声に耳を傾けていた。 故郷の食と芸能。二週の間に双方の盛況ぶりを目 ...
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もうすぐドイツW杯が始まる。優勝しか眼中にない国、ブラジルに住んでいると、ついその状態になっている自分に気づく。至難だが、自他ともに許しているように、可能性は高い▼ブラジルはG7とかG8と呼ばれる先進国でないが、サッカーに関しては、独自で一流の先進国だ。競技者人口の裾野の広がりと、年少者から成人層までの育成システムは、よそで考 ...
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2006年5月30日(火) 一次投票での再選の可能性が出てきたルーラ大統領は、州レベルの犠牲を覚悟で、ブラジル民主運動党(PMDB)との連立を最優先事項とみなし、同党に副大統領の席を用意した。二十九日にはクエルシア元サンパウロ州知事と会合を予定。 ◎ サンパウロ州検察局は二十六日、ピッタ元サンパウロ市長がカイマン島 ...
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2006年5月30日(火) 今年の県連フェスティバル・ド・ジャポン開催まであと一月半に迫ってきた。会長はじめ執行部による大手スポンサー企業の訪問が続いている。今回は初めての二週末開催。決定当初は県人会から「二週続けての郷土食出店は難しい」という意見もあったが、現時点では大部分の県人会が二週参加の意向を見せているよう。同イベント ...
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最近、日本語をスラスラと話す若い人に会うと、つい「何世ですか」と聞く。留学生や旅行者であれば納得だが、三世となればどのように習ったのかとさらに質問してしまう。 日本語教育の難しさや日系社会の世代交代が言われる中で、日本語のできる三世、まして四世となれば「感心」してしまうのがコロニアでの常なのかもしれない。 日系三世の友人が ...
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ポスト小泉へと政界が動き始めた。新聞などは「麻垣康三」(まがきこうぞう)と書き連ねるが、麻生太郎、谷垣禎一、福田康夫、安倍晋三からマスコミが苦心して捻り出したものらしい。麻生氏はワンマン宰相・吉田茂の孫であり、福田元官房長官は昭和の黄門を称した福田赳夫首相の長男。若い安倍氏は安保改正で知られる岸信介首相の孫と政界の名門▼と、こ ...
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2006年5月27日(土) 政府は二十五日、次回収穫と家族農業生産者への融資や債務返済先送りなどに向けた、総額七五〇億レアルに上る農業部門の支援策を発表。「道路封鎖に戻る」とパラナ州の農業生産者らは不満を表明。 ◎ ダッタフォーリャの調査で、レンボサンパウロ州知事を「最高・良い」と評価する人の割合は一〇%であること ...
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2006年5月27日(土) パラナ日伯文化連合会の歌謡部では、毎年八つの大会が開かれている。以前はロンドリーナ、マリンガ、クリチーバの三都市だけだったが、地方の文協で行うように変更した。すると、各地団結して会館を整備するなど、地域の活性化が図れたそうだ。来社した西森ルイス会長もその効果を強調していた。中心だけでなく、地方からの ...
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