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コラム

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コラム 樹海

 あと二年十カ月後に、日本移民百周年がやってくる。一昨年、戦後移住五十周年祭典を取り仕切った戦後移民の一世たち(厳密にいうと一部の一世たち)は、現時点で記念すべき百周年を意義深い、日本文化あふれる祭典にしよう、という雰囲気が、少なくともサンパウロの日系社会に生じていない、と憂えている▼百周年祭典を実行する協会はすでにある。だから ...

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東西南北

2005年8月16日(火)  郵便局、ビンゴ、裏金の三つのCPIは合同で、汚職組織構築にPT市政が関与したかどうか調査を開始した。調査対象となるのは、検察庁が捜査対象としている市の購買と業務委託契約で、メンドンサ氏が採用した外国への違法送金が強く疑われている。CPIをまとめるトゥーマ上議(自由戦線党=PFL)は先週初め、リベロン ...

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大耳小耳

2005年8月16日(火)  ポル・キロ食堂の盛衰は激しい。リベルダーデで「日本食の店」と看板をあげても、かならずしも営業が長く続けられるとは限らない。永らえる店は「安いこと」「料理を変えないこと」。一時的に客がどっと来たことに気を強くして値段をあげると、さぁーと客足がひいてしまう。リベルダーデ区内にはサラリーマン相手の「昼食」 ...

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コラム オーリャ!

 トイレで手を洗っていた。隣人の顔をふと見たら、カルドーゾ前大統領だったので驚いた。  ブラジルを代表するバレエ団グルポ・コルポの創立三十周年記念公演の初日。幕開けを待つ会場はとても華やかだった。  バ―付近には歌手のカエターノ・ヴェローゾ。辛口世相評論でおなじみの映画監督アルナウド・ジャボールや、『カランジルー』の作者ドラウジ ...

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コラム 樹海

 今年の日本は暑いらしい。先日は高知県の四万十市で39・7度を記録し、関東地方なども酷暑に見舞われた。尤も、1933年の7月25日には山形で40・8度になっており、これが日本の最高気温とされているし、世界ではイラクのバスラで58・8度という記録が残っている。これに比べれば日本はまだいい方だが、気象庁によると、日本はこの百年で年間 ...

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東西南北

2005年8月13日(土)  ダッタフォーリャが十日に実施した調査で、大統領選挙が現在実施された場合、ルーラ大統領は決選投票で、三九%対四八%でセーラサンパウロ市長に敗れることが明らかとなった。現政権の評価は「最高・良い」が三一%、「普通」四一%、「悪い・最悪」二六%へと先月の前回調査と比べさらに悪化。八三%が現政権に汚職がある ...

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大耳小耳

2005年8月13日(土)  碑に刻む名前を調べるのに、三年かかったというアダイール・ペドロ氏。調査中に多くの名前が間違って登録されていることに気付いたが、確認は不可能と判断、「登記されている名前そのままにした」という。文協もないマットン市で非日系人が調査にあたり、建設まで行った。百周年祭典協会の祭典委員も務める田中委員長は「非 ...

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コラム オーリャ!

 「浜辺の歌」など各会でよく歌われる昭和の曲を聞いて、来伯当初よりも胸が熱くなることが多くなった。  先日、サント・アンドレー白寿会のブラジル、日本、パラグアイ老ク連交流団歓迎月例会に参加。ショーでは老人たちが練習してきたタップダンスや、カントリーダンスを披露した。また、交流団を盛大に歓迎、もてなした。その元気に頑張る姿を見て「 ...

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コラム 樹海

あの日は炎熱であった。茶の間に集まった家族や村の人々は神妙な顔つきをしてラジオに向かう。子供の目には奇妙な情景だったが、みんなが緊迫した表情で軽口を叩く者もいない。家族も部落の人々も全員が起立。やがて玉音放送が始まる。昭和20年8月15日の正午は、ものすごく暑く家のなかにいても汗が吹き出るような酷暑である。昭和天皇の重々しい声が ...

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コラム 樹海

 どなたかコスモスの栽培法をよく知っている人がいたら、ポッソス・デ・カルダスの松尾三久さんに教えてあげてくれませんか――。松尾さんは、しばしば紹介しているように、ポッソスで(柔道の)「センセイ」として知られる、気持の優しい大きい人だ。六十二歳。自称「寒稽古屋」で、バストスや南マ州にも出向いて指導している▼松尾さんは、自分が柔道を ...

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