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東西南北

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2006年3月4日(土)  ブラジル全国司教会議(CNBB)のオジロ・P・シェレル事務局長による「ブラジルは金融天国になった」発言に続き、アギネロ大主教が「ルーラ大統領は銀行の御用聞きになった。生活扶助は福祉事業であって啓発事業ではない。月間六〇レアルで生活している家族に何を期待するか。大統領は国民の気持ちを忘れた。国民が求めて ...

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2006年3月3日(金)  拉致殺害されたサントアンドレ市のセウソ・ダニエル前市長の遺族は再々死の脅迫を受けて生命に危険を感じるとし、長期間国外へ避難することにした。末弟ブルーノ氏夫妻と子息三人は空路出発した。事件はPTの汚職システムに関係する犯罪だと訴えた長男のジョアン・F・ダニエル氏も近日中に続いて離伯する。ビンゴCPI(議 ...

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2006年3月2日(木)  郵便局CPI(議会調査委員会)のアマラル委員長は、最終報告で「裏金」の存在を明らかにすると述べた。ヴァレーリオ氏の下議らへの資金提供の日付の多くが、下院表決の日と一致するのがその根拠。      ◎  一月に取り決めた工場出荷価格の上限を守らないことから、アルコール製造業者への制裁措置として政府は、ア ...

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2006年2月28日(火)  政府が一月に支出を二八億レアル増やしたため、社会補償費や連邦と州の赤字が増加、財政プライマリー黒字は三〇億六六〇〇万レアルと前年同月比七三%減少した。過去十二カ月間の累積黒字GDP比は四・三七%と年間目標(四・二五%)を維持。国庫庁は支出管理を強化へ。      ◎  サンパウロ市北部ピリトゥーバ区 ...

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2006年2月25日(土)  衛生監督庁(ANVIA)は二十三日、H5N1型鳥インフルエンザウイルス感染が確認された全域からの鳥肉と同加工品、粉卵、脂肪、ジェラチン、羽根などの輸入を禁じた。同庁は二十日、世界保健機関(WHO)の報告でインドからの関連製品の輸入を禁じたばかりで、今回全域二十七カ国へ拡大した。また同庁は鳥類加工品を ...

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2006年2月24日(金)  連警は自由党(PL)元財務担当のジャシント・ラマス氏を資金洗浄の容疑で書類送検した。同氏は昨年議員辞職したネット元党首の指示に基づき、PTの裏帳簿を運用していたヴァレーリオ氏の口座から一六五万レアルを引き出した疑い。      ◎  歯科医に朝早く予約を入れ、診療所に向かう途中で誘拐した犯人の夫婦ら ...

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2006年2月23日(木)  郵便局CPI(議会調査委員会)の報告者であるACMネット下議は二十一日、九つの公社年金基金がルラル銀行とヴァレーリオ氏の広告会社に二〇〇三年に四八八二万、〇四年に五億三三〇〇万レアルを投資していたと発表。      ◎  多国籍企業などによる外国へのドル送金が一月に一五億四〇〇〇万ドルに上り、一月の ...

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2006年2月22日(水)  ブラジル銀行と連邦貯蓄銀行は昨年、過去最高の利益を記録した。金利と手数料収入の増加により、伯銀は二〇〇四年比三七・四%増の四一億五〇〇〇万レアル、貯蓄銀行は四六%増の二〇億レアルの利益を計上。連邦政府は両行から計一八億一七〇〇万レアルを受け取る。      ◎  サンパウロ市、リベイロン・プレット、 ...

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2006年2月21日(火)  ブラジルの牛肉輸出業者らが口蹄疫により輸入禁止措置が取られているロシアの税関職員にわいろを払い、輸出を行っていたことが発覚。わいろはトン当たり一二五ドルとみられる。同措置にもかかわらず、輸出量は昨年十二月から今年一月にかけて二倍に増加した。両国の当局者は口をつぐんだまま。      ◎  サントス市 ...

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2006年2月18日(土)  ジュネーブの国連人権本部は、カランジルー刑務所事件で指揮を採ったウビラタン大佐(当時)に対し無罪判決が下されたことで、人命軽視は文明の退歩であるとの声明を発表した。二〇〇五年に同本部へ報告書を提出したのはブラジル司法制度の構造的欠陥を指摘したデスポイ高等弁務官である。国連は受刑者の人権を無視した刑務 ...

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