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アマゾン=河民の生活向上に尽くす~格差社会に挑む日本人

 彼ほど庶民階級のブラジル人に親身になって尽くしてきた人は少ない。定森徹さん(40、千葉県出身)は移民ではない。だが、大学卒業以来、十七年を伯国で過ごしている変り種だ。聖市ではモンチ・アズールのファベーラ、セアラ州、そして現在はアマゾナス州マニコレ市に住み、JICAブラジル事務所の支援で、遠隔地住民の生活向上に尽くすプロジェクトを進めている。一貫して庶民の生活向上に関わるボランティア活動を行う定森さんの軌跡を追った。(深沢正雪記者)

第6回・終=森林農業で経済安定へ=住民を〃環境の番人〃に

ニッケイ新聞 2008年12月3日付け  HANDSは今年七月、パラー州のトメ・アスー移住地からアグロ・フロレストリー(森林農業)の日本人専門家を当地に呼び、コミュニティを巡回するセミナーを実施した。地球環境基金(環境再生保全機構)からの助成を受けた。  一見、保健衛生とは関係ないように思えるが、「住民がコミュニティを離れてしま ...

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第5回=人間的出産セミナー=日本式助産の知恵を普及

ニッケイ新聞 2008年12月2日付け  「エ・プレシーゾ・サビ・ビビェール!」(生き方を知る必要がある)。全員が立ちあがり、手を叩きながら人間的出産のテーマ曲を合唱する。まるで自己啓発セミナーか教会のミサのような賑やかさと活気にあふれている。アマゾナス州保健局とJICAの共催だが、堅苦しいセミナーとはほど遠い。  日本式の助産 ...

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第4回=電線が文明とのへその緒=毎月船で巡回保健指導に

ニッケイ新聞 2008年11月28日付け  「ボン・ジーア!」。子供たちは好奇心丸出しの表情で一行を迎え、一斉にあいさつする。HANDS職員らが口内の模型を使って、歯ブラシの使い方を教える。  イガラペジーニョ生まれのジョアキン・カバウカンテ・ダ・シルバ校長(31)によれば、ここには五十六家族、三百二人が住んでいる。生徒数は百六 ...

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第3回=市長が匙を投げる教育=巡回授業で保健指導を

ニッケイ新聞 2008年11月26日付け  「こんなに広い面積で州から下りる市予算はわずか。市民の保健、教育を完璧にやることは不可能だ」。再選を決めたばかりのエメルソン・ペドラッサ・デ・フランサ市長は、十月二十九日に共にした昼食で眉をしかめてそう言った。  地元自治体すらお手あげの場所で、教育局と保健局と提携しながら、定森さんは ...

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第2回=陸の孤島マニコレ=遠隔地は半自給自足で

ニッケイ新聞 2008年11月25日付け  週に三便しか飛ばない十八人乗りプロペラ機で一時間ほど行くと、樹海の真っ只中に忽然とマニコレ市が現れた。アマゾナス州都マナウス市から南に三百三十三キロ近く、船なら二晩かかる。もちろん、道路はない。  市といっても面積はオランダ国とほぼ同じ、日本なら九州ぐらいの広さがある。セントロという市 ...

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第1回=子供を階段から蹴落とす=貧乏旅行でのぞいた現実

ニッケイ新聞 2008年11月22日付け  彼ほど庶民階級のブラジル人に親身になって尽くしてきた人は少ない。定森徹さん(40、千葉県出身)は移民ではない。だが、大学卒業以来、十七年を伯国で過ごしている変り種だ。聖市ではモンチ・アズールのファベーラ、セアラ州、そして現在はアマゾナス州マニコレ市に住み、JICAブラジル事務所の支援で ...

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