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デカセギ 関連記事

教科書 時代を映して変遷(23)=教材に童話『シンデレラ』=基金、教師養成を支援

5月15日(土)  初級段階で読める副教材が欲しい――。  国際交流基金サンパウロ日本語センター(吉井弘所長)は、童話『シンデレラ』を初級学習者向けにやさしい日本語に置き換える作業を進めている。  原稿は四月に、出版社に回された。来週早々にも発刊、図書室に入る予定だ。反響をみながら、次の作品も考えていきたいそう。  これまで、図 ...

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ビデオ・ドキュメンタリー『Cartas』=デカセギの哀愁、戸惑い描く

5月15日(土)  思い出すのは憂うつで辛いけど、どこか哀愁が漂う日本就労。デカセギ経験者が日本での生活を率直に語るドキュメンタリー・ビデオ『Cartas』(手紙)が、十九日から四日間、サンパウロ日本文化センター多目的ホールで上映される。  監督は、今回がビデオ・ドキュメンタリー作家として第一作となる日系三世、エリオ・イシイさん ...

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教科書 時代を映して変遷(22)=帰国子女を受け入れ=イタマラチ学園=日本の国語教科書採用

5月14日(金)  「せり、なずな、ごぼう…」。春の七草を読み上げる子供たちの声が教室にこだました。  サンパウロ市ヴィラ・マリアーナ区のイタマラチ学園(生徒数百四十八人、吉加江ネルソン校長)。三月初めに、七年生(中学二年生)のある日本語クラスを覗いた。  この日は暦カードをテキストに、日本の祝祭日を学んだ。「ひな祭り!先生、そ ...

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ボリヴィア=沖縄植民地50年の節目=8月 ブラジルから300人慶祝へ=転住者「ご苦労さん言いたい」

5月14日(金)  八月に予定されているボリヴィアのコロニア・オキナワ入植五十周年に、ブラジルから約三百人の大型慶祝使節団が計画されている。使節団を主催するのは在伯ボリヴィア親睦会(平良吉章会長)。同地からブラジルへは一千人以上ともいわれる転住者がおり、彼らにとって親族が多く住む「第二のふるさと」だ。  一九五九年に家族と共に沖 ...

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航空券代金詐欺ねらう=業者警戒「デカセギの質悪化」=立て替えてもらい現金化はかる  

5月13日(木)  人材派遣会社に航空券を立て替えてもらったデカセギが実際には訪日せず、航空券を払い戻して代金を不法に詐取しようとしていたことが、十一日に分かった。犯行は未遂に終わったものの、同様の事件が今後、発生するおそれがあり、斡旋業者は警戒を強めている。  関係者の話によると、このデカセギはマット・グロッソ州在住の男性。日 ...

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教科書 時代を映して変遷(21)=デカセギ向け講座開設=CIATE=必要に迫られ毎回満員  

5月13日(木)  文協ビル一階の国外就労者情報援護センター(=CIATE、二宮正人理事長)。四月十九日午後に、足を運ぶと、デカセギ希望者三十六人が、職場で使う会話の〃特訓〃を受けていた。  同センターは〇〇年の半ばに、少しでも日本語を知って訪日してもらおうと、日本語講座をスタートさせた。無料ということもあって、毎回、満席。二台 ...

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教科書 時代を映して変遷(20)=〝応急処置〟的な役割=デカセギ向けに会話ブック

5月12日(水)  父祖の国で生活に困らないように――。  日本での人手不足を背景に八〇年代半ばから、デカセギブームが起こる。ブラジルでは高インフレが続き、それに拍車を掛けた。さらに、入管法の改正(一九九〇)で日系人は定住ビザを取得できるようになり、訪日就労者数は爆発的に増えた。  国外就労者情報援護センター(=CIATE、二宮 ...

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県人会主導で農業研修=鹿児島=青年交流に新基軸

5月12日(水)  母県にブラジル通の若者を――。鹿児島県人会(田畑稔会長)は母県から毎年二人の若者を受け入れ、一年間に渡り農業研修させる新事業に乗り出した。今後五年間に渡り、毎年二人が来伯する。渡航費や研修期間中の給与などは受け入れ先となる鹿児島県人が経営するダイドー商事(園田昭憲社長)が全額負担する。県費留学生など各県人会が ...

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「特に日伯交流に力」=県連、組織改編し再出発

 5月7日(金)  ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は従来十八あった県連内の委員会を十の委員会に整理、統合することを決めた。実効性の低い委員会を減らし、組織をスリム化することでより内容を充実させることが目的。十の委員会には監査役会の提案で設置された「日伯交流促進委員会」も含まれており、デカセギ問題や在外選挙などを担 ...

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母語の教材、足りない=花田氏ら寄付活動スタート=デカセギ子女学校

5月6日(木)  オイスカ・ブラジルの花田ルイス元事務局長と、在日外国人就労者共済会(VIVA VIDA)の野口重雄理事長の呼びかけで、日本ブラジル文化協会の伝田英二、松尾治、和田忠義の副会長三氏が辞書や歴史の教科書などポルトガル語の本約百冊を神奈川県綾瀬市のブラジル人学校スマート学園に寄付する。花田さんらは今後、日本のデカセギ ...

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