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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(249)

 ほんの少しの暇があれば、浜辺にいける。宿直がない水曜日か木曜日の夜、サントスのヴィラ・ベルミロ球場まで足を延ばしサッカーの試合が見られるかもしれない。チームにはジット、ラエルシ、フォルミガ、ペペ、パゴゴアンなどの名選手がそろっていた。また、ペレーとかいうおかしな名前の少年が頭角を現し始めていたときでもある。いい試合のある日曜日 ...

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わが体験的感冒予防法=サンパウロ州アルミニオ市在住 塩見岳人(しおみがくんど)

 「二十年以上風邪をひかないんですよ」と言うと、人の反応はさまざまである。信じる人、信じない人に分かれるのだが、信じるにしても素直には信じない。あるいは、――自慢しているナ、もしかしたら嘘かも知れない――と思われて話がシラけてしまう。  「ほう」と言ってニヤニヤして私の顔を眺めている人もいる。「何か秘訣でも?」などと聞いてくれる ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(227)

 こういって、初めの一本をすすめた。そのことを知ったとき、いつもだったら、叱りつけるのに、アキミツを罰することはできなかった。彼自身、そのころのはやり言葉で「煙突の煙」とよばれるぐらいのヘビースモーカーだったからだ。  安くて「胸がやられる」といわれるほどニコチンが多いマセドニアというタバコだった。そのころ「マセドニアこそ、純粋 ...

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大耳小耳

 一般財団法人・日伯協会(三野哲治理事長)が発行する会報『ブラジル』第986号が1月に発行された。中でも「ナショナリズムの表徴としてのカシャッサ」(田所清克京都外語大名誉教授)には感服。いわく《辞書や書物に当たると、実に700以上ものカシャサの同義語があることに驚かされる》とあり、具体的にポ語で「心を開くもの」「喧嘩の水」「小鳥 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(217)

 ルビーニョが外に出るなり、ドアを荒っぽく閉め、なかから鍵をかけた。ところが、彼の赤いコートがドアに挟まってしまった。懸命に引っぱったが抜けない。 「ぼくのドレス、ぼくのドレス」と叫びながら、ドアを開けてくれと懇願した。 「はっ、はっ、はっ。おまえは女の子のドレスをきるのか? コートという言葉もちゃんと言えないくせに」とドアも開 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(216)

 正輝はしだいに料理役をかってでるようになった。スープ作りには特異な才能を発揮し家族に喜ばれたのだ。豚の頭とケールを使ったスープで、アララクァーラ時代、豚を殺したときだけに作っていた料理だ。サントアンドレでは安く簡単に手に入る。火曜日、仕事を抜け出して、タヴァーレさんのパン屋に行きピンガを引っかける。洗濯場にはいつもピンガの瓶を ...

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ボサノーヴァは誰が作ったの?=稀代の奇人ジョアン・ジルベルトか=サンパウロ市在住  坂尾 英矩

ボサノーヴァ創世記に飲み歩いた音楽仲間たち 【無料朝刊サービス登録】PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!  ブラジルの有名な奇人ミュージシャン、 ...

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臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(212)

 二人は、七面鳥は正月(沖縄の言葉でソグワチー)のメイン料理だということは知っていて、ほかの家族同様、その日を心待ちしていた。二人を落ち着かせるために 「丸焼きにする。もう、タヴァーレスさんのパン屋で焼いてもらうことにしてある。七面鳥の肉を柔らかくするには殺す前日にピンガを飲ませる。また、ピンガを飲ませると、血をぬくのに首を絞め ...

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(リオのカーニバル)50年前、ジャニス・ジョプリンが訪れる 薬物治療目的が終日飲酒した、女性ロック歌手の先駆

 50年前の2月6日、世界における女性ロック歌手の先駆、ジャニス・ジョプリンが、薬物中毒の治療のためリオ市にやってきた。だが、カーニバル期間中だったがために、終日、酒を飲んで過ごしていたということが、ブラジル国内でひとつの伝説として語られている。 【無料朝刊サービス登録】PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、 ...

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大耳小耳

     ◎ 【無料朝刊サービス登録】PDF版へのリンクに加え、毎日の新しい記事の見出しだけを、本文ページへのリンクをつけてメールで無料配信しています。メールアドレスを書き込み、「申し込み」ボタンを押すだけです。メールチェックのついでに気になる記事をクリック!  俳誌『朝蔭』483号が1月に刊行された。《どの木にも金の花咲く十二 ...

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