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ニッケイ俳壇 (858)=星野瞳 選

アリアンサ  新津 稚鴎

激つ瀬のひっぱる風や木々芽ぐむ
草萌ゆる野やぽっかりと月浮かべ
鼻振って家の漫歩や蝶の昼
夜蝉鳴く泣き虫の樹が泣き止めば
貯水池に天から降って目高棲む
いさぎよく葉を落としイペ花仕度
水温む鶏が孵せし子家鴨に

【作者・稚鴎さんは来たる十月三日で百才になられる】

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戦後70年と言うけれど=イタペチニンガ 佐瀬妙子

 1945年7月も終わりに近い朝、私は母と裏庭にコンロを出して非常食用の大豆か米を炒っていた。その時、裏の木戸が開いて誰かが入って来た。振り返ると兄だった。兄は中学4年の時、海軍甲種予科練習生として入隊。筆まめな人で、各地に転勤になるたび葉書をくれた。 つい1週間前、中国の青島航空隊から元気な便りが届いたばかりの兄が突然現われ、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(40)

若き日の後宮武雄

父親そっくりの… 後宮武雄の長男良威氏は、先に記した様に、1935年、セント・ビンチ・シンコに生まれ、翌年、日本へ行き、15歳でブラジルに帰った。その後1957年、再び日本へ行き、父親と同じ慶応の経済学部を卒業して結婚、夫人と共に6年ぶりに帰伯した。 慶応の経済といえば、職場は丸の内のビジネス街辺りが相応しかったろう。が、牛糞の ...

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連邦議会で記念式典開催=サンパウロ州から飛行機で90人=「夢の様、感無量」と感激

式典後に連邦議会内で記念撮影

 9月20日のコチア青年60周年式典に先駆けて、首都ブラジリアの連邦議会で8月28日午後、コチア青年のブラジル社会への貢献を讃える慶祝式典が行わ れた。サンパウロ州各地のコチア青年連絡協議会(前田進会長)から約90人が飛行機で駆けつけ、首都在住者ら約20人も出席して祝った。コチア青年子弟の飯星ワル テル連邦下議が提案し、大人数の ...

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子弟から連邦議員まで誕生=首都式典参加者に歴史聞く=20日は日本から来賓も

高橋一水さん

 コチア青年移住60周年記念式典(広瀬哲洋記念祭大会委員長)が20日午前10時から、国士舘スポーツセンターで盛大に行われる。慰霊碑移転除幕、先亡者追悼法要から始まり、式典には梅田邦夫大使を始め、はるばる日本からは日本国農林水産大臣代理の仙台光仁大臣官房国際部参事官、全国農業協同組合中央会会長代理の一箭拓朗役員室室長、オイスカ・イ ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(35)

迫害 やはりナショナリズムの影響で日本人の新年会に、カマラーダが数名乗り込み、ファッカや山刀を振り回し、ケガ人が出るという事件も起きた。彼らは、いつも、武器を腰に下げていた。警官に偽装したギャングも現れた。 戦時中には、私服の警官が植民地に入り込み、皆、いつ嫌疑を受けて連れて行かれるか、戦々恐々としていた。日本語で挨拶しただけで ...

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農作物は今年も増産か=昨年比8・6%増と予想

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(32)

地元日系社会の90年 バンデイランテスには野村農場の創立とほぼ時を同じくして、日本人の入植が始まった。最初は1927年、山田末吉という福島県人が100アルケーレスという広さの土地を買った。当時の農業用区画は、普通、一家族当たり10アルケーレスであった。山田は笠戸丸移民でリベイロン・プレット地方のファゼンダ・ドゥモントに配耕され、 ...

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『百年の水流』開発前線編 第一部=北パラナの白い雲=外山脩=(31)

 翌年、野村農場はカフェー55万本、収穫量6万8千俵を達成、往年の模範農場の勇姿を回復した。そこで関係者多数を招き、感謝のためのシュラスコ会を開いた。その折、再建の経緯を報告中、牛草は感極まって絶句、その様が人々に強い感銘を与えた。開戦時、農場を去ってから23年が経っていた。 以上の様な労苦が牛草を鍛え上げ、既述の(筆者が会った ...

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第2QのGDPが1.9%縮小=数字でも景気後退を確認=各種の指数悪化裏付ける=先行き不透明で強い不安も

落ち込みが著しい工業界(Arquivo/Agência Brasil)

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