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ボリビア 関連記事

《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(9)=かつての栄光を胸に抱いて

かつてのポルト・ヴェ―リョ駅舎に展示(放置?)されている機関車の実物

 もとをたどれば、鉄道建設のアイデアはボリビア側が希望したものだった。第1次ゴム景気(1879~1912年)の時、最大の生産地ボリビアは輸出先である欧米まで搬出ルートを探していた。1800年代、産業革命と共に欧米ではゴムの汎用性が高く認められ、需要が高まった。  ラパスから米国に運ぶのに、海路では南米最南端ホーン岬周りで180日 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(8)=枕木一本に一死体、死の鉄道

 ポルト・ヴェーリョ地方紙「ジェンチ・デ・オピニオン」電子版、07年10月12日付に《カンデラリア、忘れられた英雄たちの墓場》との見出しの記事を見つけた。  いわく《セントロから2キロにある神聖な歴史を持つカンデラリア墓地は、ほぼ一世紀の時流れの中で忘れられ、失われ、なかば雑木林に埋もれているが、彼はまだそこにいる。すべての大陸 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(7)=笠戸丸の頃から日本人がいた町

 サントアントニオ発電所のガイド、マウロさんから「ここには昔から滝があったから、その地形をいかしてダムを作った。滝があったから、昔はここより上には船が上がれなかった。だから、ここから8キロ下流を起点にしてマデイラ・マモレ鉄道(Estrada de Ferro Madeira-Mamore)を作って、滝を陸路で迂回してボリビアまで ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(6)=巨大なサントアントニオ発電所

故郷巡り一行

 3月17日午後、サントアントニオ(SA)発電所を見学した。その際、ガイドのマウロ・バスコンセーロさんは「ここがアマゾンで最初のダム。4500万人分の電力、3568メガワッツの発電能力がある。タービンは50本あり、うち6本分の電力はロンドニア州とアクレ州で使用しているが、残りの44本分は国全体の電力システムに供給している」と説明 ...

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《ブラジル》オダギリジョー主演で『革命の侍』映画化

フレディの孫、前村エクトルさん

 キューバ革命の英雄チェ・ゲバラの戦友としてボリビア山中で政府軍と戦って亡くなった唯一の日系人、前村フレディ(ボリビア二世、1941―67)の話を2012年2月に連載『ゲバラと共に戦った前村=ブラジル親族と再会したボリビア子孫』として紹介した▼フレディの姉マリーさんとその息子エクトルさん(48)が、人物伝『El Samurai ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(2)=29家族中、4家族のみ残留

60年ぶりに再会した田辺さん、田辺夫人、竹中さん

 ポルト・ヴェーリョのセントロから、ボリビアとの国境の町アブナンまでは、直線距離でわずか190キロ。ところが首都ブラジリアまでは1900キロ、サンパウロ市にいたっては2465キロもある。アマゾン河口の町ベレンまでは、やはり1900キロも。東京駅から静岡駅で約190キロ、2千キロなら台湾にとどく。ブラジルの大きさを改めて痛感する。 ...

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《ブラジル》県連故郷巡り=「承前啓後」 ポルト・ヴェーリョとパウマス=(1)=60年ぶりの「ふるさと」へ

ベレンからアマゾン河を遡り、マナウス手前で支流マデイラ川にはいって、そこから761キロも上がって、ようやくポルト・ヴェーリョに辿りつく(By Kmusser, via Wikimedia Commons)

 今回の「故郷巡り」ツアーを一言でいえば、「承前啓後(しょうぜんけいご)」か――「過去を受け継いで、未来を導き開く」という意味だ。ボリビアとの国境である奥アマゾンのロンドニア州都ポルト・ヴェーリョ、そして一番新しい州トカンチンスのパウマスでは、ブラジル近代史と一体になった、とんでもなくダイナミックな日本移民の姿があった。3月17 ...

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《ブラジル》公立学校の外国人児童に自閉症が多い?

サンパウロ市の市立校(左)、州立校(右)で急激に増える外国人児童。なぜか「日本人」も(エスタード紙3月19日付紙面より)

サンパウロ市の市立校(左)、州立校(右)で急激に増える外国人児童。なぜか「日本人」も(エスタード紙3月19日付紙面より)  エスタード紙3月19日付《教室の中の移住、自閉症ではない》との記事を読んでいて、なんだか胸が苦しくなった。ここ5年でサンパウロ市内の公立学校への外国人児童の編入が急激に増え、彼らが教室で「シン」と「タ・ボン ...

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《ブラジル》ヴィトリア近郊で黄熱病の死者確認=サルバドールでも感染した猿発見

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東西南北

 28日に無事に18年のサッカーW杯出場が決まったセレソン。他の地域よりも予選が長く、参加チームのレベルが高いことで知られる南米予選は10月まで開催されるが、半年以上も余裕を持って出場が内定したのは異例のこと。今回、こんなに早く出場が決まったのは、同夜、ライバルと目されるアルゼンチンとウルグアイが、ボリビア、ペルーを相手によもや ...

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