ホーム | 笠戸丸 関連記事 (ページ 34)

笠戸丸 関連記事

山本喜誉司と護憲革命=家族が語るコロニア秘史=(2)=銃雨の中で日伯旗立てる

ニッケイ新聞 2012年7月5日付け  東山農場を挟んで両軍が対峙したその時——。 【9月27日=本部に據(よ)れる(サンパウロ州軍)一隊午後9時退却、本部の前方1キロメートルにある牧草地Anhumas No.1高地に據(よ)る。ここに本部は全く両軍の間に介在す。本部広場にはブラジル並びに日本国旗を掲げ中立を表示す。(中略)連邦 ...

続きを読む »

山本喜誉司と護憲革命=家族が語るコロニア秘史=(1)=東山挟んで撃ち合いに

ニッケイ新聞 2012年7月4日付け  「今回語ったことの多くは、家族しか知らなかったことです」。2時間半にわたる取材の最後に、山本喜誉司(1892—1963、東京)の二男のカルロス坦(たん、88、北京生まれ)はそう付け加えた。ブラジル国家の背骨を作ったといわれるヴァルガス政権初期に起きた、ブラジル史最大の市民戦・護憲革命から数 ...

続きを読む »

明治の精神とコロニア七不思議=大宅壮一「明治が見たければブラジルへ!」の本当の意味=ブラジルは旧世界の裏返し?!

ブラジル日本移民104周年 ニッケイ新聞 2012年6月23日付け  評論家の大宅壮一は1954年に取材旅行のために来伯した際、「明治の日本が見たければブラジルにいけ!」との名セリフを残したとコロニアでは言い伝えられている。  当地に色濃くつづく明治気質を端的に指摘した言葉として有名だ。おなじ時に大宅はアマゾンのトメアスー移住地 ...

続きを読む »

日系社会は貴重な外交資産=駐ブラジル日本国大使 三輪昭

ブラジル日本移民104周年 ニッケイ新聞 2012年6月23日付け  6月18日に第104回目の「日本移民の日」を迎えるにあたり、ご挨拶申し上げます。  ブラジルは日本から見ると地球の反対側に位置し、距離的には非常に遠い国です。その遠い日本から最初の日本人移住者が笠戸丸に乗り、海を渡ってブラジルに到着した日からはじまる長い移住の ...

続きを読む »

創立の精神忘れずに=サンパウロ日伯援護協会会長 菊地義治

ブラジル日本移民104周年 ニッケイ新聞 2012年6月23日付け  1908年(明治41年)6月18日、笠戸丸に乗った最初の日本移民781人がここブラジルのサントス港に上陸して104年の歳月が流れました。  そして、現在ブラジル国における日系社会は150万人を擁する大きな社会を形成するまでになりました。先達の皆様の幾多のご苦労 ...

続きを読む »

コラム 樹海

ニッケイ新聞 2012年6月20日付け  〃移民の祖〃水野龍は1950年5月にブラジルに戻って以来、サンパウロ市カシンギーに息子と共に住んでいた。三男・龍三郎さんによれば、水野は毎朝必ず7時に仏前に座り、2時間半も念仏を唱えていた。ブラジル移民事業に協力した恩人、笠戸丸などの移民、親類縁者ら何百人もの名前を諳んじ、51年8月14 ...

続きを読む »

亜国=沖縄県人移民の名簿完成=協力者招き夕食会で祝う

ニッケイ新聞 2012年6月9日付け  【らぷらた報知5月22日】沖縄県人移民の碑建設委員会では、このほど、「アルゼンチン沖縄県人移民100周年記念碑用移民名簿」が完成したところから、去る12日(土)夜、沖県連会館2階ホールに関係者、各市町村の作成担当者、協力者を招き、感謝夕食会を催した。  はじめに、安次富寛全委員長から「移民 ...

続きを読む »

南米産業開発青年隊=歴史残す記念碑を建立=パラナ州ドウラジーナに=入植由来のプラッカも=ペドローゾ市長「歴史に感動した」

ニッケイ新聞 2012年5月12日付け  南米産業開発青年隊(以下青年隊、早川量通会長)が訓練所を構えたゆかりの地である、パラナ州ドウラジーナ市に記念碑が建立され、除幕式が4月21日にあった。記念碑は今年新設された「ジョン・ナカムラ公園」内に設置され、市職員が笠戸丸、富士山、鳥居、日伯両国旗を描いた壁をバックに、藤岡忠三氏(7期 ...

続きを読む »

大耳小耳

ニッケイ新聞 2012年5月12日付け  南米産業開発青年隊がドウラジーナ市の「ジョン・ナカムラ公園」内に記念碑を建立した。プラッカのバックに描かれた笠戸丸や富士山は市のアイデアによるもので、絵好きの市職員がインターネットで写真や絵を探し出し、見よう見真似で描いたものだとか。公園名は同市の発展に尽くした日系人議員にちなんだもので ...

続きを読む »

コラム オーリャ!

ニッケイ新聞 2012年4月21日付け  刺青をした半裸の若者の怒号、好機を迎える度に総立ちになり、押し殺したような喉の音が響く観客席、不利な判定の度に沸き起こる審判への強烈な野次—。  15日、創立百周年を迎えたサントスFCの本拠地で、ブラジルのサッカーを初めて観戦したコラム子は、日本のそれとは異質な独特の迫力に圧倒され、身震 ...

続きを読む »