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特集

移民2百年への第一歩=ノロエステ連合日伯文化協会会長 白石一資

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  新しい年を迎えまして、皆様と共に、この新しい年を寿ぎたいと思います。日系コロニアが百周年を迎えて国を挙げてのお祝いを催してから、早5年が過ぎました。  日系社会、ブラジル国内、国際社会におきましても、この5年間は絶え間なく激動の時代が続きました。このような中で私共ノロエステ連合日伯文化協会 ...

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日系団体の役割を思う=汎ソロ日伯連合文化協会会長 纐纈俊夫

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  汎ソロカバナ連合文化協会管内に於いての2012年度の行事としては、傘下各文化協会共予定通り無事に行なわれましたが、例年に比べると幾らか参加者も増えた様な感じも致します。  これは勿論各団体の交流の深さを物語っているもので有り、これからも益々交流の輪を広め、お互いに協力し合って行く事こそが文 ...

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楽しく独居生活を送るコツ=生き生き一人暮らし=35年間リ広場でフェイランテ=毎日感謝「元気でありがとう」=神様の力で生かされる

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け 山下きよこさん(85、東京)=『無いものに不平を言わず、あるものに感謝して生きる』  戦後移民の平均年齢ですら70代半ば以降といわれる現在、コロニアはどんどん高齢化が進み、連れ合いを亡くすなどしてますます一人暮らしが増えている。日本では仕事もなく地域社会との接点も持たない高齢者は「独居老人」 ...

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Federação das Associações Nipo-Brasileiras do Centro-Oeste – PresidenteKuniyoshi Yasunaga

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け Caros amigos e leitores, ao iniciarmos o Novo Ano e ao olharmos para o ano velho, lembramo-nos de seus momentos alegres e tristes e esperamos que ...

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黒人イヤーを振り返る=依然として残る社会格差=意識高揚の日も10回目

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  米国ではオバマ大統領再選、ブラジルではジョアキン・バルボーザ氏が黒人初の最高裁判所長官に就任、黒人歌手の活躍も目立つなど、「黒人イヤー(活躍年)」と呼べる2012年が終わった印象だが、実際は殺人被害増加などの社会格差は歴然と残っているようだ。バルボーザ氏が国民的アイドルに  2012年にブ ...

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「暗殺リストに私の名が」=サンパウロ市 安良田済=終戦勅諭から特攻隊まで

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  1945年3月、ドイツ軍は降伏した。  「徴収していたラジオを返却するから取りに来い」という通知がカフェランジアの警察署からあった。兄は早速取りに行った。四年振りに手にする愛品であった。返却するとき、署長は「東京ラジオは聞かないように」と釘を指すのを忘れなかったが、単に口頭だけの注意であっ ...

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「暗殺リストに私の名が」=サンパウロ市 安良田済=終戦勅諭から特攻隊まで

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  1945年3月、ドイツ軍は降伏した。  「徴収していたラジオを返却するから取りに来い」という通知がカフェランジアの警察署からあった。兄は早速取りに行った。四年振りに手にする愛品であった。返却するとき、署長は「東京ラジオは聞かないように」と釘を指すのを忘れなかったが、単に口頭だけの注意であっ ...

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寄稿=戦後移住60周年に向けて=もう一度、ブラジルに感謝を=式典実行委員長 川合昭

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  今を去る10年前の2003年7月26日、サンパウロ州議会ホールにおいて1300人の参加者のもと、戦後50周年記念式典が盛大に挙行された。  趣旨は、敗戦国の日本から数多くの移民を引き取り、温かく見守ってくれたブラジル国の政府と国民に「オブリガード(ありがとう)」を伝えるとともに、戦後移住者 ...

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巳年生まれに聞く=新年の目標はこれ!

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  巳年と言えば、「執念深い」という印象がある一方で、「即断即決は苦手」だが「奥深い」という性格の人が多いとの話もある。日本の有名人の年男といえば、男性では香取慎吾、古田敦也、本木雅弘、落合博満、北の湖、関根勤、徳光和夫、萩本欽一、年女なら安室奈美恵、小林幸子、竹下景子、岩下志麻、倍賞千恵子、 ...

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ジャブチ賞小説部門受賞=『NIHONJIN』=オスカール・ナカザト=日系初の快挙成し遂げ=論争を呼んだ採点の謎

ニッケイ新聞 2013年1月1日付け  ブラジル出版界の最高峰といわれる今年のジャブチ賞(Premio Jabuti、ブラジル書籍評議会主催)の中長編小説(Romance)部門を、日系人が初めて受賞した。その名も『NIHONJIN』(2011年、176頁、サライヴァ出版)。錦衣帰国を夢見て戦前に移住した誇り高き日本移民イナバタ・ ...

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