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2014年新年号

新年用御一家

新年用御一家(平成24年12月13日宮内庁撮影)【写真提供:宮内庁】

W杯開催が問いかけるもの=ブラジルの底力発揮できるか=山積する障害、課題、問題

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日 1930年のウルグアイ大会以来、第20回目となるサッカー・ワールドカップが6カ月後に迫っている。1950年の第4回大会に次ぐ、64年ぶり、2度目の開催となるブラジル―― 12月6日の抽選以降、出場32カ国を中心に熱気が高まっている中で、大会中にブラジルが直面するであろう問題、W杯が問いか ...

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90周年迎えるアリアンサ移住地=陽の目みる〝本当の移民史〟=著者木村快さんに聞く=建設に至る歴史秘話紐解く

「いったい日本人の民族性とはなにか」と問いかける木村快さん

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  本紙や太陽堂、竹内書店、高野書店など日系書店で好評発売中の『共生の大地アリアンサ ブラジルに協同の夢を求めた日本人』(同時代社)の著者木村快さん(77、東京)を、10月に東京まで訪ね、発刊に至る経緯やそこに込められた想いを聞いた。新年が長野県人会創立55周年、信濃海外協会が創立した第1 ...

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国際派人材とブラジル移住=大正デモクラシーの流れ

アリアンサ最初の入植者。右から北原地価造(初代現地理事)、はるみ夫人、ミサヨ(座光寺夫人)、座光寺與一(大工)、1924年撮影(1925年 南米ブラジル「ありあんさ」移住地の建設より)

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日 政治に翻弄された移住地  移民事業は元々内務省の管轄であったが、実際に現地で責任を持たなくてはならないのは外務省であり、1926(大正15)年の若槻内閣で移民業務を担当していた外務省通商第三課長石射猪太郎らが中心となって、民間移住地支援法として永田ら海外協会が推し進めていた「移住組合法」 ...

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あと6カ月でW杯開催=三浦知良に独占インタビュー=〝ブラジルサッカーの布教使〟=今も心に刻まれるブラジルの洗礼

「ブラジルでの経験がなければプロとしての成功はなかった」と振り返るカズ

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  46歳。1982年にブラジルに渡り、日本のプロサッカーの草分けとなった三浦知良(静岡)は、今もプロ選手として第一線を走り続けている。Jリーグ初期における活躍ぶりは日本人最初の〃ブラジルサッカーの布教使〃とでもいうべき金字塔であり、求められる身体能力が飛躍的に向上している現代サッカー界に ...

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お遍路の本をポ語で刊行=『No Caminho de Shikoku』=知られざる日本文化を紹介=二世の金子パウロさん=バイーアから四国、和歌山へ

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  「ブラジル人にとっては未知の情報。誰も知らなかった日本文化だと思う」。54日間をかけて四国八十八カ所、1200キロを歩いて回った記録をポ語でまとめた『Mais de 88 razoes para peregrinar No Caminho de Shikoku』(四国の道で、264頁、 ...

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サッカーW杯特別企画=こんなにあるぞ! 日本人向け宿=日本語通じる宿泊施設紹介

新年号  いよいよ新年6月にW杯が開催され、2年後にはリオ五輪も控えている。ブラジルの表玄関とも言えるサンパウロ州には、多くの日本人旅行者が訪れることは間違いない。サンパウロ市の県人会には、すでに宿泊地や受け入れ先の問い合わせが続々とあるという。そんな日本人観光客の心強い見方になるであろう「日本語が通じる」宿を、東洋街を中心に紹 ...

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60年代「怒れる若者」から=2013年の「抗議の波」まで=かつての活動家が体制側に

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  2013年6月、サッカーのコンフェデレーションズ杯の直前から開催期間中にかけて、全国規模での「マニフェスタソン(抗議の波)」が起こった。同じ頃、エジプトやトルコでもデモが起こったが、ブラジルの場合、かねてからの政情不安があったエジプトや、政府のイスラム化が背景にあったトルコとも異なり、 ...

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日伯戦ならどっちを応援?=ブラジルで大和魂を見せて=C組突破はまず妥当なところ

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  世界中のサッカーファンの注目が集まるW杯の開幕まであと半年。日本代表チームは、先月6日にバイーア州コスタ・ド・サウイペで行われた抽選会の結果により、コロンビア、ギリシャ、コート・ジボワールと同居するC組に入った。絶対的な強豪国がおらず、実力伯仲するこのグループでは、3戦全勝も有りうるが ...

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山崎釼二と藤原道子の奇縁=最後の最後は同じ墓地に眠る

著書『波瀾の南十字星 山崎釼二の一生』を手に説明する岩田さやかさん

新年号 ニッケイ新聞 2014年1月1日  「小説より面白い生涯を送った人物、山崎釼二の波乱万丈の生涯を描いてみたかった。〃事実は小説よりも奇なり〃を証明したかった」と溌剌とした様子で執筆した動機を語った。 山崎は戦前に労農運動から衆議に登りつめ、大戦中にはボルネオの県知事に任命されるなど一世を風靡した。そこで出会った現地の混血 ...

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