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援協60周年記念誌を発刊=伴淳三郎からの手紙も紹介

援協60年史

 サンパウロ日伯援護協会は先ごろ『援協60年史』を発刊した。同刊では多くの写真を取り入れ「読み飽きさせず、一目でわかる」ようヴィジュアル面を重視し、日ポ両語で制作された。「通常は編纂委員会だけで作られるが、多くの人に参加して頂いた」と60年史編纂委員の園田昭憲実行委員長は振り返る。各部署や施設の運営に携わった関係者が過去を振り返 ...

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アジア系コミュニティの今(4)=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=韓国編〈1〉=複雑な子供心「こんな後進国に」

キム・サブリナさん

 「どうして親たちはブラジルなんかに来たんだろうね。わざわざこんな後進国に」―― サンパウロ州立高校に通う同級生、韓国系二世のキム・サブリナさん(18)と日系二世の大浦聡一郎さん(17)が共に抱く両親への率直な思いである。  「それでいて、ブラジルの文句を言う親の心理がよく分からないよね」と二人は半ば呆れたように言う。  現在の ...

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■訃報■本山省三さん=USP教授、移民史料館館長

本山省三さん

 サンパウロ州立総合大学(USP)教授や科学史センター理事、ブラジル日本移民史料館館長、サンパウロ人文科学研究所理事長を務めた本山省三(もとやま・しょうぞう)さん(二世)が、1月26日(火)午後8時50分頃、自宅で亡くなった。行年81歳。  夕方昼寝をして起きてこないため、家族が部屋に様子を見に行ったところ、意識の無い状態で発見 ...

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文協施設の休館日変更

 ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)は1月22日にサンパウロ州政府が発表した経済活動再開計画(Plano-SP)のフェーズ変更を受け、ブラジル日本移民史料館および文協図書館の各館休館日を発表した。  【ブラジル日本移民史料館】1月30日(土)、31日(日)、2月6日(土)、2月7(日)  【図書館】1月30日(土) ...

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感染や接種で抗体を得ても注意は必要

新型コロナ感染後も再感染や感染拡大の可能性ありと報じる14日付G1サイトの記事の一部

 英国で昨年6~11月に行われた医療従事者2万人以上を対象とする調査で、新型コロナに感染した人の83%は抗体がある事が判明した。  新型コロナに感染して抗体を得た6614人中44人は再感染したが、感染した事がない人と比べると感染率は83%低かったのだ。症状を伴う再感染例は非感染者より94%、無症状の再感染例は75%少なかった。 ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第114話

 もっとも、日本のことは、アヤと知り合いになるまでは、大した知識もなく勉強もしていなかったけど、でも、ここ三年ばかりは結構、僕なりに勉強しましたよ。  そういう古い文化や伝統と共存しつつ、どうして日本は近代国家になれたのか。その辺りを勉強するには、このゴンザーガ区に住んでる日本移民の人たちは、僕にとって非常にいい対象になりました ...

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《ブラジル》複数の変異種で感染爆発?=マナウス市医療崩壊の一因か=夏でも拡散、感染力強いP1など

 【既報関連】医療崩壊が起き、新型コロナ感染症患者の窒息死や州外移送が起きたアマゾナス州マナウス市では、感染力がより強いと思われる変異種B.1.1.28、またはP1に感染した患者が約半数に上る事が分かったと22、23日付現地紙、サイトが報じた。ブラジルは現在真夏であり、なかでも気温の高いアマゾン地方で感染拡大している。  P1は ...

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《ブラジル》ロンドニア州=コロナ感染者を州外に移送=第1陣13人はクリチバへ

 25日夜、ロンドニア州の新型コロナ感染症患者13人がパラナ州クリチバ市に移送された。これは他州への患者移送の第1陣と26日付現地サイトが報じた。  25日現在の同州の感染症患者は11万8097人で、感染率100万人あたり6万6450人は全国6位だ。死者は2128人で、死亡率は100万人あたり1197人は全国8位だ。  同州では ...

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《ブラジル》大学入試=2日目の棄権率は約55%=両日ともに半数が受験できず

 24日に国家高等教育試験(ENEM)の2日目が行われたが、17日に行われた初日を上回る棄権率で、受験を申し込んだ人の50%以上が受験しないという異例の事態が生じた。25日付現地紙が報じている。  今回のENEMは初日に51・5%の棄権率の新記録を作った後だったが、2日目の棄権率はそれを大きく上回る55・3%となった。  実数に ...

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東西南北

 思わぬ形でコロナワクチンのキャンペーン・ソングが生まれ、話題を呼んでいる。ファンキ歌手MCフィオッチの歌う「ブン・ブン・タン・タン」だ。この曲は2017年にヒットした曲だが、サビで繰り返される「ブータンタン」というフレーズが、コロナバックの治験に協力し、国内生産を担当するサンパウロ市ブタンタン研究所を思わせることで再び注目を浴 ...

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