10月2日(土)
一日付ニッポ・ブラジル紙は、今統一選にはサンパウロ州六百四十五都市に六万四千九百十七人が出馬するとし、二百七十六都市で計六百五十四人の日系人が立候補していると伝えた。その内訳は、市議五百七十三人、市長三十八人、副市長四十三人で、前統一選よりも市議席数が減少しているため、z前回以上に厳しい戦いとなりそうだ。
最も日系候補の多いサンパウロ市市議選には次の二十人が立候補している。
モリタ・アレサンドロ(PL)▽イトー・キヨシ・アウフレッド(PML)▽シロマツ・アントニオ(PTB)▽シライシ・アチーラ(PSL)▽野村アウレーリオ(PV)▽タナウイ・セウソ(PTD)▽カナヤマ・エリアネ(PP)▽クマガイ・ゴロー・フランシスコ(PTB)▽ワタナベ・ユージ・ウンベルト(PSD)▽タナカ・ヒデキ・ジョニー(PL)▽羽藤ジョージ(PMDB)▽マエダ・テラヤマ・ファービオ・マルセロ(PV)▽ノダ・マサノブ・マーリオ(PP)▽ヨシダ・ルーベンス(PPS)▽マエダ・ヨネミ・ヴァウテール(PRONА)▽ウイリアム・ウー(PSDB)▽イケハラ・コーエイ・セルジオ(PSTU)▽神谷牛太郎(PFL)▽ヨシミ・ムサウエウ・ヨシコ・マルシア・ヤーラ(PFL)▽ウウア・ヨスキ、(PSD)。
また、サンパウロ市近郊モジ市では市長選に、現職の安部順二候補(PSDB)が出馬し再選を目指す。市民四百六人を対象にしたIbope(ブラジル世論調査・統計機関)の最新調査で、安部候補は四八%の予想投票率を獲得。一次投票で当選を獲得するのではないかと二十九日付けモジ・ニュース紙は報じている。二位のルイス・カルロス・ゴンジン・テイシェイラ州議(PL)は二四%と投票率が下降気味で、その差は広がってきているという。