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東西南北

2005年8月12日(金)

 広告業者のヴァレーリオ氏が九八年、ミナス州で選挙資金を融通したというPSDBやPFL、PTB、PPなど百二十八人の政治家リストがピメンタ上議(PT)からCPI(議会調査委員会)へ提出された。リストは支払いに対する領収証がないので信ぴょう性に欠け、ねつ造説もある。リスト提出はCPI委員の間で混乱を起こした。野党PSDBは、裏金CPI副委員長である同上議をCPIから外すよう倫理委員会へ訴えるらしい。
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 原油がバレル当たり六五ドルに達したことで、ドル通貨がまた下げた。ドル相場は〇・六五%下げ、一ドル二・二八〇レアルに付けた。今年累計では一四・〇九%の低下。関係者は現在まで政治危機は為替に影響を及ぼしていないが、大統領と財務相に疑惑の矛先が向かうと何が起きてもおかしくないという。カントリーリスクは、三七七から三七四ポイントへわずかに持ち直し、九七年のレベルとなった。
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 九日未明、サンパウロ市南部シダージ・ドトゥラ区の銀行を襲った武装八人組の強盗らに対して警備員が短銃一丁で応戦、犯人らはあきらめて逃走した。無傷の警備員を「英雄」と警察は賞賛。
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 サンタ・カタリーナ州南部イサーラ市で十日朝、建物(四階建て)の地下駐車場の支柱が折れて一階と二階部分が押しつぶされ、一階の郵便局にいた職員ら三人が死亡、十人がけがをした。同建物は九九年に建設されたが、違法建築の疑いはなかった。九日と十日にはサイクロンが同州を直撃し、浸水、地滑り、高波などの被害をもたらしたが、建物の倒壊につながったとは考えにくいという。

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