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移民魂火リレーなど=県連も百周年を事業企画

2005年8月30日(火)

 ブラジル日本都道府県人会連合会(中沢宏一会長)は二十六日午後、リベルダーデ区の宮城県人会館で代表者会議を開き、移民百周年委員会への提案事項を発表した。
 (1)日系三十三団体の中から常任理事を選出して常任理事会を設置する(2)記念事業企画を「主体企画」と「協賛企画」に二分する(3)県連として推進する事業案――で、九月三日の百周年委員長・副委員長会議で提案する。
 (3)については、▽日系社会に事情などを紹介するブラジル展を各都道府県で開催▽オリンピックの聖火リレーにならった「移民魂火巡回リレー」の実施(グアタパラ移住地を出発した「魂火」が、サンパウロとベレンにある慰霊碑を通過し、ブラジル展とともに日本を巡回し、横浜と神戸の港からサントス港に戻り、百周年記念式典で点火される)▽日系人調査▽県人会情報を集めたり、各都道府県の物産展を常設するブラジル都道府県センターの設置などが挙げられた。
 一方、フェスティバル・ド・ジャポンに関しては、収支が出揃っていないため、九月十六日に同県人会館で行われる報告会に持ち越したほか、来年のフェスティバルも今年と同じイミグランテ展示場を会場に行なうことを決めた。
 また、県費留学生・技術派遣のための日本語模擬試験について、今年は九月七日に同県人会で行われると発表。八月三十一日までにアセベックスまたは県連に申し込むことが伝えられた。

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