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コラム 樹海

2007年6月21日付け

 百周年祭典本番まで、ついに一年を切った。日伯交流年としては来年一月から始まるから、もう六カ月しかない。この調子ではあっという間に〇八年になる。準備は今のうちだ。来年になって何千人もの慶祝客が来てから、「ああしておけば良かった」と思っても遅い▼来年の今頃はどうなっているか。ホテルは満杯、質の良い警備員もツアーガイドも不足、これといった土産物がない、などと慶祝客に不愉快な思いをさせないだろうか。「もう二度とブラジルには行かない」との声は聞きたくない▼日系旅行社には、リオやイグアスの滝などの観光地と日系社会の現状の良い点をバランス良く見せるツアーを企画して欲しい▼聖市やレジストロなど各地の移民史料館はもちろん、聖市近郊なら「日系社会最大のイベントである県連日本祭り」「東山農場の〃ハルとナツ〃ロケ地」「笠戸丸が到着したサントス諸施設」「コクエイラのお茶屋敷」▼聖州地方部なら「ユバ農場」「アルヴァレス・マッシャード日本人墓地と招魂祭」「一年で八十人がマラリアで死んだ悲劇の平野植民地」「伯国最大の盆踊りペレイラ・バレットと世界で唯一のボンオドリードロモ(盆踊り専用会場)」▼パラナ州なら「日本の流行歌と盆踊りが融合した日系文化マツリダンス」、アマゾン地域なら「トメ・アスーなど先進的な森林農業」「アマゾン群馬の森」などは、すでに立派な観光資源といってもいい▼ぜひとも各国の移民展示がある聖州移民記念館(ブラス区)にも足を運んでほしい。二十四日には素晴らしい移民祭がある。来年の下見を兼ねてはいかが。(深)

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