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ニッケイ新聞 2007年10月31日付け

 二〇一四年サッカーW杯がブラジルに決まり、ブラジルマスコミは一斉に報じている。その中、ジアリオ・タウバテ紙二十九日付けで、イタリア系二世であるセーラサンパウロ州知事は「サンパウロにはイタリア以外で世界最大のイタリア系コロニアがあり、世界で唯一、イタリア語なまりのポルトガル語をしゃべる日本人がいる町だ」と興味深いコメント。さらに「我々は、すべての国の代表チームを応援する移民子孫がいる」と結んだ。一つの都市でそれができるのは、移民が作ったサンパウロならでは。
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 JICAの元青年ボランティア福永純子さんが地元三重県で「四日市ブラジル文化愛好会」を設立した。中日新聞が伝えた。来月十一日に行なう初のイベントには、映像作家岡村淳氏を招き、上映会も開く。福永さんは、サンパウロ州フロリダ・パウリスタ市で二年間滞在。帰国後は在日ブラジル人を教育面などで支援。「まずは知ってもらいたい」と意気込んでいる。
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 来伯中の新井正信JATAK本部幹事は、二十七日に行われた農拓協の分科会で、日本の農業の近況を「厳しい。十年後には後継者も半分になるだろう」と紹介した。だが、野菜、切花まで中国、東南アジアから輸入される一方で、日本の米、リンゴが中国の大富豪の間で人気を得ているとか。人口のごくわずかしか金持ちがいなくても、十三億の民を思えば大きな市場。日本の特産品は大きく成長できるだろうか―。

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