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日本柔道チーム敗れる=ブラジル一線級と親善試合

ニッケイ新聞 2008年6月19日付け

 ブラジル柔道連盟(パウロ・ワンデルレイ・テイシェイラ会長)主催の日伯親善柔道試合がサンパウロ市クルーベ・アトレチコ・パウリスタで、十五日正午から行われた。オリンピック委員会とグローボ局、サンパウロ市役所の後援。
 観客席は満員、式の初めに日伯の国歌が斉唱された。試合中、ブラジル選手への応援が盛り上がりを見せた。日本側選手団団長は浅賀健一氏(元新日本製鉄南米事務所代表)。選手は中堅クラスの七人が参加。日本勢は、ブラジルの北京オリンピック出場候補者相手に、一勝五敗一分けで敗れた。
 ブラジル選手は、百キロ超のジョン・ガブリエルの欠場により、ダニエル・フェルナンド、百キロのルシアノ・コヘア、九十キロのエドワルド・サントス、八十一キロのチアゴ・カミーロ、七十三キロのレアンドル・ピネイロ、六十六キロのジョン・デリー、六十キロのチャーレス・チバナが出場した。
 開会式には、石井千秋さん(ミュンヘン・オリンピック銅メダル)やアウレリオ・ミゲール(サンパウロ市市会議員)、去年の世界柔道選手権で金メダルを獲得したチアゴ・カミーロ選手など十二人の歴代オリンピック選手が参列し、その功績が表彰された。

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