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日伯女性合唱団=雨情や白秋のメドレーも=Xマスコンサート11日

ニッケイ新聞 2008年12月3日付け

 サンパウロ日伯女性合唱団は第十五回クリスマス慈善コンサートを十一日午後八時半から、ブラジル日本文化福祉協会の記念大講堂で行う。サンパウロ州立管弦楽団コーラスも指揮する吉田輝男さんが指揮棒を振り、川島リサさんがピアノを弾く。
 このコンサートは文協合唱部(原田フェリシア代表)、ピッコロ(足立弘子代表)、パイネイラ(渡部ヨランダ代表)が合同で行うもの。すでにこの編成で日本、米国ニューヨーク、ペルー、アルゼンチンなどでも公演をした。
 「いろいろなクリスマスの曲が一度に楽しめる。知っている曲が多いはずです」と足立さん。
 「きよしこの夜」「赤鼻のトナカイ」「サンタが町にやってくる」などの英、独、伯、米、スペインなどのおなじみのクリスマスソング計十曲に加え、移民百周年を記念して、野口雨情と北原白秋の詩に曲をつけたメドレーも披露される。
 入場は無料だが、代わりに一キロの腐らない食料品(米、フェイジョン、粉ミルクなど)を持参すること。慈善活動として「こどものその」やノッサ・セニョーラ・デ・ファチア幼稚園に寄付される。
 渡部さんは「十月から練習を重ねてきました。クリスマス気分を味わいに、ぜひいらしてください」と呼びかけた。

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