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東西南北

ニッケイ新聞 2010年4月6日付け

 サッカーのサンパウロ州選手権4強決定は最後の1試合までもつれ込んだ。1位と2位のサントスとサントアンドレの準決勝進出は決まっているが、3位のプルデンテと4位のサンパウロは、7日の試合に勝たなければ4強入りは不可。クラブ創立100周年のコリンチアンスは、4日の対イツアノ戦を2対0で制したものの5位に落ち、4強入りには、7日の試合で勝つと共に、3、4位のチームの引分けか敗北を願わなければならない状況だ。
     ◎
 ルーラ現政権の住宅政策「ミーニャ・カーザ、ミーニャ・ヴィダ(我が家、我が人生)」のおかげで、住宅建設や住居購入が盛んだが、中心は家庭収入が最低賃金の3~10倍のCクラスの人々だという。Cクラスの人が2016年までに入手予定の家屋は1千万戸と見られる一方、人口比で減少傾向にあるD、Eクラス向け住宅は、240万戸減少すると見られている。かつて「あなたもCクラスに仲間入りしたといわれても、実感がない」と答えたファヴェーラ住民の言葉が新聞に掲載された事があったが、ブラジルのCクラスの人の家は、日本のウサギ小屋より大きい? 小さい?
     ◎
 受難日から復活祭(2~4日)の連休中、サンパウロ州のセーラ・ド・マルで28人もの人が道に迷って帰れなくなった。2日朝パレリェイロスを出発したグループは、何年か前にこのルートを通った事があったが、今回は行けども行けども藪から藪。ビニールシートの屋根を張り、焚き火をして夜を過ごしたが、夜が明けても雨が止まず、グループの1人が足を滑らせてケガもした。携行した食料も僅かで不安の中、高台でやっと携帯電話が通じ救助隊到着となったが、悪天候の時の遭難事故多発地帯での散策にはくれぐれも御注意を。

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