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コラム 樹海

ニッケイ新聞 2010年7月9日付け

 日伯両国とってのW杯は終わった。興味深いことに共にオランダに負けた。日本は一次リーグでいかに良い試合をしていたかが、伯国の敗北で浮き彫りになった▼さて、つぎのコッパは当国が開催地だ。今回の活躍を見れば、日本代表は間違いなく来ると予想していい。その時、日系社会はどうするか。もし公式サッカー試合ができる施設をもっている地方の文化体育協会などは、近隣のホテルと組んで、日本代表のベースキャンプ(滞在・練習場所)に立候補してみるのも面白いのでは。日本カントリークラブとかが可能であれば、日本代表にとっては移動の便がまことによい▼14年にはドイツ、スペイン、イタリアなど各国コロニアが趣向を凝らして歓迎会をする可能性がある。少なくともそのような催しをすればグローボTV局はじめ、サッカーの話題が大好きな一般社会への話題提供として大いに喜ばれること間違いなしだ。「ジャポネースはサッカーに関心がない、フリオな奴らだ」といわれるより、文協が主催して盛大に歓迎会をやったら、ブラジル社会の期待にも添えるし、日本代表も喜ぶ。今までのコッパを見てきて、必ず関係コロニアの応援振りが放送されてきた。次回はさらに白熱するだろう▼どの州都のサッカー場で試合をしても、近隣の日系団体の応援が駆けつけ、日本からの応援団と力を合わせて声援を送れば、来伯者らは日系社会の存在を肌身に感じることになる。各地の日系団体が来伯者らと交流会を持つのもいい。次のコッパは日系社会の存在を、日本の日本人に良い意味で知ってもらう千載一遇の好機となるだろう。(深)

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