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東西南北

ニッケイ新聞 2011年6月4日付け

 14年W杯が近づき、国内での代表チーム戦が会場や開催地の準備体制のチェックとしての意味を持ち始めた。初のテストは、1日からゴイアス州ゴイアニアで始まった代表チームの練習で、4日の対オランダ戦を前に集まった選手達の脇では入場券を捌こうとするダフ屋横行で、警備上の問題露呈。報道関係者の部屋では電力不足の問題も起きた。オランダチームはリオで練習後、ゴイアニアに移動だから、移動時の問題も点検できる。ロナウドの引退試合も兼ねた7日サンパウロ市での対ルーマニア戦は?
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 6月に入り、店先にはフェスタ・ジュニーナ用の生姜、サツマイモ、とうもろこし、ワインなどが並んでいるが、サンパウロ市のサンパウロ州保税・一般倉庫公社(Ceagesp)では8月27日までフェスティヴァル・デ・ソッパ(スープ祭り)開催中。玉ねぎのスープなど、5種類のスープが19レアルで食べ放題、5カ国産のワインなども用意されたレストランは、水曜と木曜18〜24時、金曜と土曜18時〜翌日未明3時まで営業。支払いは現金やカード、食券で。駐車場は無料。
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 大サンパウロ市圏の交通機関ストがやっと終った。都電(CPTM)の賃上げ交渉はまだ継続中だがとりあえずスト中止で、ABC地区のバスも3日朝の総会でスト中止決定。心配されていた地下鉄のストは交渉成立で流れた。

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