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東西南北

ニッケイ新聞 2011年12月22日付け

 ミナス州の雨は100年来で最大量—。20日付G1サイトによると、ベロ・オリゾンテ市の12月の降水量は606・4ミリを超え、08年の601・3ミリを上回る100年来の記録更新。14日に91・4ミリ、13〜20日で月間平均降水量319・4ミリを超える465ミリが降った。20日までに非常事態を宣言したのは21市で、ベロ市に近い州道10号線には大穴も。年頭に甚大な被害が出たリオ山間部やミナスの雨の報には不安が伴う…。
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 日本のサッカー一部リーグの鹿島アントラーズが、元ブラジル代表で同クラブOB、南アフリカW杯ではブラジル選抜コーチを務めたジョルジーニョを監督に迎える。また、ガンバ大阪新監督には、サンパウロFC17歳以下の監督であるゼ・セルジオ氏の名前が浮上。G大阪ヘッドコーチは呂比須(ロペス)ワグナー氏に決まっており、ブラジル関係者の活躍の場が増える。
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 教育省が21日、高校卒業年の生徒の学力測定と一部国立大入試などを兼ねるEnem(国家高等教育試験)の結果を発表。昨年の模擬試験と同じ問題が出、模試の問題を直前にやっていた高校の受験生639人は14問分を無効にされたが、同様に問題を知っていた同校予備校コース生500人の無効処置は21日に突然発表。市長選出馬の教育相がサンパウロ市で同じような事をしたら大変だ。

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