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東西南北

ニッケイ新聞 2012年9月18日付け

 州都第一コマンド(PCC)と軍警の抗争が続いているが、軍警は不足してきた防弾チョッキを12月までに3万5千個追加することを発表した。また、東部の軍警は勤務時間外でも自宅まで防弾チョッキを着ることを求められ、同地の軍警からは不満の声が漏れているというが、今年殺害された69人の軍警中66人が勤務時間外で、東部が目立っている。
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 ここ10年、サンパウロ州では60歳以上で死亡する人が減少したと17日アゴラ紙。その記事によると、60歳以上の1万人あたりの死亡者は、2000年には400人いたが、2010年には364人に減少。循環器系での死亡率が40・5%から35%に下がった。生活水準が上がったためのようだが、同紙に解説はない。サンパウロ連邦大学のルイス・ラモス教授は「バランスの良い食事」「運動」「社交」「定期的な検診」「パズルなどの知育ゲーム」を長生きのために薦めているが、日系にとっては「カラオケ」や「社交ダンス」が長寿の秘訣か。
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 16日放送のTVグローボの「ファンタスチコ」でロナウドが14年サッカーW杯でのマスコットの名前の候補三つを発表し、「アミジュビ」「フレーコ」「ズゼッコ」と発表された。それぞれがポ語略語で、「友情と歓喜」「サッカーと衛生」「青と衛生」の意味を持つ。投票結果は11日わかるが、エスタード紙サイトの17日現在の事前調査ではフレーコが優勢だとか。

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