ホーム | 日系社会ニュース | ACELが新年祝賀会=新会長も挨拶、52人参加

ACELが新年祝賀会=新会長も挨拶、52人参加

ニッケイ新聞 2014年1月22日

 ロンドリーナ文化体育協会(ACEL、松本セルジオ会長)が元日午前9時から、同市カンペストレで新年祝賀会を行い52人が参加した。

 元会長の鈴木勇氏の司会で新会長の松本氏(46)が紹介された。同市で不動産業を営み、母の年子さんは長年婦人部の世話役を務めている。

 松本新会長は「自分一人の力では何も出来ない。幸いロンドリーナには日系人も多く、みんなの力を結集すれば何事も成功すると信じている」と協力を募り、「今日は色々論ずるより、お雑煮を食べて楽しく過ごしましょう」と述べた。

 続いて山口カズオ評議員議長が「慰安運動会、母の日の催し、先没者慰霊祭、農業品評会と昨年も大成功に終わり、皆さまの協力には感謝します」と話した。来賓の酒井政広氏、円フランシスコ氏らが祝辞を述べ、出席者の中で最高齢の平沢正人氏(93)による音頭で乾杯。婦人部による雑煮が供された。

 映画「ガイジン2」でチトエ役を演じ、グラマード映画祭で助演女優賞を受賞した小野あやさん(86、山形)は出席した女性の最高齢者。自宅の庭で育てた果物を配りながら、「お正月の雰囲気はいいですね。今年もがんばりましょう」と、笑顔を見せた。当日の様子は、グローボ、FBT、ヘコルジのテレビ3局が取材し放映された。

 また12月30日のACEL餅つき大会は80人の人手で賑わい、800キロの餅をつき完売したという。(中川芳則ロンドリーナ通信員)