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東西南北

ニッケイ新聞 2014年2月11日

 9日付伯字紙によると、2013年第2四半期において、60歳以上の雇用者数が、前年同時期と比べて6・8%上昇していることがわかった。これは2番目に高かった40~59歳の2・4%に比べても3倍近い高さだ。また、失業率で見てみると、60歳以上は1・8%ときわめて少ない。しかも、この調査はブラジル地理院(IBGE)が全国3500市を対象に調べたより詳細な調査法による数字だ。これはあくまで「仕事をする意思のある人」の中の割合の話で定年退職者は含まれていないが、働く意思のある高齢者にとっては励みになる数字だ。

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 4日にメンサロン事件の刑執行を受け服役中の元下院議長、ジョアン・パウロ・クーニャ氏が7日、下院議長に辞表を提出した。これで同事件で有罪となった下院議員は全て辞任し、この裁判に関する議会での議員罷免問題は事実上消滅した。クーニャ氏は議員続行の意思を強く持っていたが、この問題が長引くことで選挙への悪影響が及ぶのを避けたい労働者党(PT)には不都合なのも事実だった。クーニャ氏の胸中やいかに。

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 9日のサンパウロ州選手権で、絶好調だったパルメイラスが対アウダックス戦を1―1で引き分け、開幕から続けていた連勝を6でストップさせた。また同日はサンパウロがポンテ・プレッタに1―2で敗れ、さらにコリンチャンスが対モジ・ミリン戦で、連敗こそ4で止めたものの、1―1で引き分けるなど、「サンパウロ市3強」がパッとしなかった。コリンチャンスはグループBで現在最下位と、苦しい戦いが続いている。

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