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東西南北

ニッケイ新聞 2014年4月12日

サンパウロ市中央部でバラバラ死体となって発見されたアルヴァロ・ペドローゾさんと思しき男性の殺害事件に関して、市警殺人課は、同氏と愛人関係にあった売春婦を容疑者と見て捜査を進めている。アルヴァロさんの家族によると、アルヴァロさんは3月22日にこの女性に会うと言って出かけたまま、行方不明となっていた。さらに、死体発見現場周辺の防犯カメラには23日、その女性が買い物カートを持って歩いている姿が映っているが、それはある男性に30レアルで遺体ばら撒きを頼まれたと主張している路上生活者が使ったものと同一のものだった。犯人逮捕への手がかりに近づいてきたか。

 9日午後、サンパウロ市南部パレリェイロスの州立レカント・カンポ・ベロ校で火災が発生した。銅線を盗もうとした子供が電線を火で焼いたことが原因だったという。この学校では3月26日の未明にも電気回線のショートが原因と見られる火災が起きており、約2週間で2度も火災の被害を受けたことになる。学校内部はそのために、天井の一部が焼け落ち、机なども焼けた上、灰や紙の残骸が散乱した無残な状態に。父兄たちは「良い学校なのに」と悲しんでいる。

 FIFAによる最新の世界サッカー・ランキングが発表され、ブラジルはアルゼンチンと同点の6位に上がった。1位はスペイン、2位と3位はW杯で同じグループ同士のドイツとポルトガル、4位、5位にはコロンビア、ウルグアイと南米勢が続いている。W杯でブラジルと同組の国は、メキシコが19位、クロアチアが20位、カメルーンが50位となっている。

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