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東西南北

 17日の対メキシコ戦を0―0の引き分けで終えたブラジル代表(セレソン)。攻撃陣がうまく機能しなかったことが批判されたが、それ以上に目立ったのは相手のゴールキーパー、オチョアの大活躍だった。前半26分のネイマールのゴール右済のヘディング・シュートを横っ飛びで右手1本で止めた写真は伯字紙の表紙を独占。そのほかにも3、4回、ブラジルセレソンの決定機を見事に封じた。オチョアはこの試合の最高選手にも選ばれ、「今日は人生で最高の試合になった」と語っている。特にヘディングの阻止は、70年大会でペレのヘディング・シュートを止めたイングランドのゴードン・バンクスの伝説のセーブと比較する声もあがっているほどだ。
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 W杯のブラジルの試合が行なわれた17日、サンパウロ市中央部アニャンガバウーのファン・フェスタ会場では2万5千人収容の場所に3万5千人が集まり、入りきれなかった一団が試合前のショーがはじまる際に無理に侵入しようと試みたりして混乱が生じ、15人が負傷した。混乱時には軍警がマスタードガスを使う場面もあり、試合後のパゴージのショーは中止された。
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 旅行サイト「トリップ・アドバイザー」が選んだ「世界最優秀観光スポット」で、サンパウロ市南部イビラプエラ公園が第8位にランクインと大健闘した。これは、世界的にも有名なリオのコルコバードのキリスト像の22位をも上回る高順位だった。そのほかは、サンパウロ市のサーラ・サンパウロ、アマゾナス州のアマゾナス劇場、ブラジリアのメトロポリターナ聖堂などが入った。W杯と共にこれらの場所も一見しては。

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