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東西南北

 マリーナ・シウヴァ氏やエドゥアルド・カンポス氏夫人のレナタさんが大統領選決選投票でのアエシオ・ネーヴェス氏支持表明を行なった裏で、ブラジル社会党のロベルト・アマラル党首は11日、ジウマ大統領を支持する声明を発表した。同氏は同党のアエシオ氏支持も、カンポス氏死去後のマリーナ氏の出馬も、さらにはカンポス氏の立候補にも反対していた。同氏いわく「PSBの結党以来、右寄りの政党を支持したことはただの一度もなかった。エドゥアルドの本意にも背いた」と嘆いた。もっとも9日に行なわれたPSBによるアエシオ氏支持の発表の場で、アマラル氏はアエシオ氏と抱き合ってはいたが。
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 11日未明、サンパウロ市東部タトゥアペのファヴェーラのバールが、銃を持ってバイクに2人乗りをした男たちに襲撃され、男性と女性ひとりずつの計2人が死亡、3人が重軽傷を負う事件が起きた。市警殺人課によると、バイクの後部座席にいた男は警察官であることが既に確認されている。今回の事件の被害者のうちの数人は麻薬常用者で、2人には前科もあったが、警察は被害者たちの名前を伏せている。
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 サッカーブラジル代表が11日、中国で行なったアルゼンチン代表との「スーペルクラシコ」(伝統親善試合)は、ジエゴ・タルデッリが2点を取るという活躍を見せ、2―0で快勝した。きょうはブラジリア時間朝7時45分から、シンガポールで日本代表戦を行なう。守備の要、ダヴィド・ルイスは背中の痛みを訴えて欠場の見込みだが、グローボ局などで生放送の予定。

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