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東西南北

 寒冷前線到来で気温が冷え込み、雨も降った今週末のサンパウロ州だが、特に15日に降った雨の影響で6大水系の水位はいずれも上がった。カンタレイラ水系は16日午前9時現在で7・8%まで水位が上昇。月間降水量も206ミリとなり2月の月間平均降水量を超え、13年2月以来となる2年ぶりの月間200ミリ以上を記録した。また、アウトチエテでも水位が14・6%まであがり、こちらも月間平均降水量を突破した。予報では、21日までは雨が降りやすい状況が続くというが、1月中旬のときのような高気圧による雨の急ブレーキがもっともこわい。降るに越したことはない。
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 15日まで行われていた「世界3大映画祭」のひとつ、ベルリン映画祭で、ブラジルから出展した「ケ・オーラス・エラ・ヴォウタ」が、会場に集まった一般の観客が選ぶ「オーディエンス賞」で第1位に選ばれた。審査員の選ぶ賞の選出は逃したが、一般観客に評判が良かったということは、国際的な商業的成功に期待が持てるということか。主演は、グローボ局の日曜のバラエティ番組の司会でもおなじみの女優レジーナ・カゼ。ブラジルの公開時に大きな話題を呼びそうだ。
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 15日に行われたスペイン・リーグの対レヴァンテ戦でバルセロナのネイマールは1得点を決めた。これがバルサでの39点目のゴールとなり、アルゼンチンの英雄マラドーナが同チームで記録した得点を超えた。マラドーナはバルサに2シーズンしか在籍していないが、ネイマールも1年半ほどの在籍期間で同得点達成となっている。

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