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東西南北

 昨日付本紙でも少し触れた、選挙時の企業献金に関する最高裁の判事投票は8対3で、政党と政治家への企業献金を認めないことになった。最高裁は今回の判断は16年の全国市長選から有効と判断している。最高裁の判断は、議会が先週承認した「2千万レアルまでなら企業からの選挙献金を認める」という憲法改正案に対して、30日以内に同法案を否決するか否かの判断をしなければならないジウマ大統領への追い風となる。最高裁の判決には、個人からの政治献金の上限をその人の年収の10%以内とすることも含んでいる。大統領判断が見ものだが、議会の反感より国民の目の方が気になるところ。
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 サンパウロ州イタチーバの農場で17日朝、ヴィクトリア・マフラ・ナタリーニさん(17)が遺体で発見された。ヴィクトリアさんはサンパウロ市南部の学校の10年生で、1週間前から農業実習中だったが、16日午後、農場内の建物に戻ると言ってグループを離れたきり、帰ってこなかった。彼女がいないのに気づいた教師が探しに出たが、建物に戻るのとは反対方向の道端に残った帽子しか見つからなかった。遺体はうつぶせで、眠る時のように頭の下に手を組んでおり、暴力を振るわれた形跡はなかったという。
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 今日、明日のサッカー全国選手権で、首位コリンチャンスは本拠地イタケロンでサントスとのクラシコ(伝統カード)を行う。強力攻撃陣の歯車があいはじめ、好調なサントスだけに、コリンチャンスにも油断できない一戦だ。サンパウロ、パルメイラスのG4(4位以内)入りをかけた熾烈な争いにも注目だ。

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