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 戦後初の練習艦隊でサントスへ入港した橋勝雄さんは現在、米国「倫理の会」会長も務めている。ロサンゼルスで庭園業を行いながら、県人会などの集まりでは「羅府らふ亭勝助」の高座名で落語を披露する。今回は当地の同会の招聘で4度目のブラジル来訪だ。取材に同席したブラジル倫理の会の須郷清孝会長は、なんと「65年当時、サントスまで艦隊を歓迎しに行った」と言い、2人とも感激の表情を見せていた。ただの取材のはずが、なんとも不思議な〃再会の場〃となった。
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 『のうそん』(日伯農村文化振興会、責任者・永田久)第277号が5月に刊行された。表紙の裏には《子どもは親や教師の「いう通り」にならないが、「する通り」になる》という名言が書かれており、のっけから考えさせられる。随筆「一コチア青年の渡伯」(宗徹)では、1956年7月出航のチサダネ号が航海途中に立ち寄ったダーバンで、暴れん坊のS氏とK氏が《寄港している捕鯨船に乗り込んで「俺は銛を打てるんだ」と船首にある鯨を打つ銛を、港にある貨車めがけて「ドカーン」とぶっ放したから、たまらない。お酒のせいか知らないけれど、とうとう警察沙汰になってしまった》という驚きの逸話も。諸川有朋さんの論文『日本人の特質』の転載に加え、最後には小説「香代」(佐々木正二)も。

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