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東西南北

 祝日前夜の6日、アマゾナス州マナウスでサッカーW杯南米予選が行われ、セレソンが、ネイマールの決勝ゴールなどで、2―1でコロンビアを下した。これで1日の対エクアドル戦に続き、チッチ新監督を迎えてから2戦2勝となった。これにより、8月まではW杯進出圏外の6位だった順位も、首位ウルグアイに勝ち点差1に迫る2位に一気に浮上した。さらに10月に行われる第9節、第10節の対戦相手は8位のボリビアに最下位のベネズエラと、低迷中のチームが続く。ここで取りこぼしをせずに連勝しておくと、W杯進出に向け、かなり有利な展開となる。勢いのあるうちに勝っておきたい。
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 7日は独立記念日ということで、全国至るところでそれを祝うイベントが行われたが、サンパウロ市南部イピランガにある独立記念公園が現在、メンテナンスが不良となり、問題となっている。ただでさえ、噴水は2013年から機能しなくなり、現在は改修中だが、1カ月前にサンパウロ市が同公園の管理会社との契約を打ち切ったため、現在は園内にあるスポーツ・ジムも閉鎖され、草木も伸び放題で、トイレは水漏れしているとか。由緒ある場所だけに改善を願いたい。
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 7日から始まったパラリンピックで8日、男子走り幅跳び視覚障害者の部でリカルド・コスタが今大会のブラジル勢で初の金メダルを獲得した。また、男子5千メートル走の視覚障害者の部門でもオダイール・サントスが銀メダルを獲得した。従来、パラリンピックは五輪よりメダル数が多いブラジル。五輪でのメダル獲得は終盤に集中したが、今回はどうか。

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