ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 13日未明、サンパウロ市北部ヴィラ・マリアで、住人のジヴァウド・ドス・サントス・モレイラさん(46)が、近隣で行われていたファンキのパーティで発射された銃弾を頭に受けて死亡した。ジヴァウドさんはパーティ参加者ではなく、1階がバーになっている建物の2階の住人に過ぎない。だが、運悪く、開けていた窓を閉めようとして窓に近づいた瞬間に弾が頭に当たったという。警察がかけつけた頃にはジヴァウドさんは建物の前の通りに落ちて、既に死亡していた。窓の下にはジヴァウドさんの血溜りが出来ていた。警察は、銃弾がジヴァウドさんに意図的に向けられた可能性を否定している。
     ◎
 13日午前6時頃、CPTM8号線ジャンジーラ~イタペヴィ駅間で脱線事故が発生した。この電車は保線作業用の砂利を運んでいたため、乗客はいなかったが、電車回収までは一つの線しか使えず、減速運転をする必要が生じた。2月以降、サンパウロ市地下鉄やCPTMでは問題続発で、2月は地下鉄3号線と5号線、CPTM12号線で脱線事故が、3月9日はCPTM7号線で電気系統の故障が起きた。設備投資を減らしていた後だけに、一度、本格的に総点検を施した方がよいのでは。
     ◎
 先週から開幕したサッカーのリベルタドーレス杯のグループリーグには今年、ブラジル勢が8チーム参加している。今日もアトレチコ・パラナエンセとフラメンゴ、パルメイラスが試合を行うが、注目はやはり本拠地アリアンツ・パルケでのパルメイラス戦か。対戦相手はボリビアのホルへ・ウィルステルマン。勝利を期待したいところだ。

image_print