ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 本日付本頁で報じている連邦警察の新警視総監選出の話だが、セゴーヴィア氏を推薦したサルネイ元大統領は、既にお蔵入りになったとはいえ、「ラヴァ・ジャット作戦(LJ)をつぶそうと画策した」容疑で連邦検察庁からレナン・カリェイロス元上院議長やロメロ・ジュカー上議らと共に捜査対象となった人物だ。その人が、次の警視総監に自分と極めて近い立場の人物をロビー活動で推し、その指名が実現したとなると、それこそLJへの妨害行為にならないのだろうか。むしろ検察庁が動くとしたら今なのでは? ブラジルのメディアは既にこの件に一斉に飛びついているが、国民もしっかり注目すべきことではないか。
     ◎
 7日、サンパウロ市東部カンガイーバのバス停で、41歳の服飾職人の男性が、その教え子である33歳女性を、他の人もいる前でナイフで刺して殺すというショッキングな事件が起きた。傍にいた女性の友人(43)は、容疑者のナイフで負傷しながらも何とか取り押さえようと格闘し、大声で助けを求めた。その結果、集まった人たちは容疑者をリンチし、容疑者も死亡した。リンチでの逮捕はなかった。容疑者は、犠牲者にふられた腹いせで殺害を行ったという。
     ◎
 8日のサッカーの全国選手権、コリンチャンスは敵地クリチーバでのアトレチコ・パラナエンセ戦を1―0で制した。残り5試合の時点での勝ち点差は、2位グレミオとの間が8点、3位サントスとでは9点となり、優勝に向け、大きく前進した。現在セレソンに召集されて欧州にいる守護神カシオが戻る頃、優勝ということもあるかも。

image_print

こちらの記事もどうぞ

  • 東西南北2018年3月6日 東西南北  現在、パラナ州クリチーバにあるオスカー・ニーマイアー美術館では、ラヴァ・ジャット作戦で押収された絵画の展覧会が行われている。これらの作品は、元ペトロブラスのサービス部長だったレナト・ドゥケ氏をはじめとした被告たちが賄賂代わりに手にしたものだ。これらの価値が非常に高く、話題とな […]
  • 《ブラジル》コロナショックにサッカーチームが立ち上がる=スタジアムや練習場を医療用地として提供2020年3月24日 《ブラジル》コロナショックにサッカーチームが立ち上がる=スタジアムや練習場を医療用地として提供  ブラジルでは現在、新型コロナウイルスの感染が広がっており、国内全域でプロサッカーの公式戦が中断され、リベルタドーレス杯などの国際大会や、カタールW杯南米地区予選も延期が発表された。  試合がない中、選手の体力や試合勘を落とさないよう、トレーニングだけでも行いたいところだが、 […]
  • 東西南北2018年10月6日 東西南北  大統領選の投票もいよいよ明日に迫った。今回の大統領選は、問題発言の多さで有名な極右のボルソナロ氏と、ラヴァ・ジャット作戦の影響もあり、政権を追われていたはずの労働者党(PT)のハダジ氏という、両極の対決ということになり、これまで以上に行方の気になる戦いとなっている。ここのとこ […]
  • 東西南北2018年8月14日 東西南北  このところ、サンパウロ大都市圏内では、携帯電話を目当てにした、青少年に対する強盗殺人が相次ぎ、問題となっている。9日夜にはサントアンドレで、通学途中のパウラ・デ・フレイタス・シウヴァさん(18)が、近づいて来た強盗に携帯を差し出したにもかかわらず、胸を撃たれ、死亡した。翌10 […]
  • 東西南北2018年4月18日 東西南北  パラナ州クリチーバでルーラ元大統領のためにキャンプを行う団体が大量にいることは昨日付本紙でも報じたが、ルーラ氏が彼らに対して手紙を書き、グレイシ・ホフマン労働者党(PT)党首が16日に支持者の前で読み上げた。ルーラ氏は「私は司法機関を信じているが、無実で捕まった多くの人たち同 […]