エリゼウ・パジーリャ官房長官(民主運動党・PMDB)は11月29日、民主社会党(PSDB)は「もはや連立政党ではない」と明言し、離脱を急がせたい旨を話した上、テメル大統領に関しても、「再選のための出馬はない」と語るなどした。11月30日付現地紙が報じている。
PSDBの次期党首就任が有力視されているジェラウド・アウキミン・サンパウロ州知事が、11月28日に「自分が党首になった暁には連立与党を離脱する」と発言したことは昨日付本紙でも報じたが、その翌日は、パジーリャ官房長官が取材陣に対して「もうPSDBは連立与党ではない」と公言。「残された連立基盤で2018年のプロジェクトに備えるのみだ」と答えた。