2017年の不動産購入開発を目的とした融資額は、ブラジル全体では平均で前年比7・4%減だったが、マット・グロッソ州やマット・グロッソ・ド・スル州などの農業が主要産業の州では逆に融資が伸びている事が分ったと、1月31日付フォーリャ紙が報じた。ブラジル貯蓄・不動産信用機関協会(Abecip)の調査。
州・連邦直轄区別で全国トップのマット・グロッソ州は10%増、マット・グロッソ・ド・スル州は4%増で、3位トカンチンス州が3%増だった。市場規模としては最も大きいサンパウロ州が6%減、リオ州は3%減だった。